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二重埋没法で抜糸をするべき?抜糸が必要なケースとリスクを解説

2024.12.09

二重埋没法で抜糸をするべき?抜糸が必要なケースとリスクを解説

二重埋没法は切らずに二重を作れる上、再施術可能なことが人気の理由である二重整形術です。埋没法はやり直しできますが、トラブルややり直しの理由によっては抜糸しなければなりません。しかし、抜糸することで新たなトラブルが起こるリスクもあることを知っておきましょう。埋没法で抜糸したほうがよいケースや抜糸で起こり得るリスク、よくある質問などについて解説します。

二重埋没法と抜糸とは?

二重埋没法は、切開しない代わりに糸をまぶたの中に留めることで二重にする整形術です。埋没法のメリットは、体内に残った糸を抜くことで、目のトラブルや二重幅の変更などへの対応が柔軟にできることが挙げられます。二重埋没法で抜糸する意図や抜糸の方法についてくわしく解説するため、今後の参考にしてみてください。

二重埋没法はやり直しが可能

二重埋没法は、糸を取り除くことで元の目元に戻したり、二重幅を再度作り直したりできる整形術です。やり直す際は、抜糸をしたほうがよい場合とそうでない場合があります。抜糸を必要とするケースは、元の目元に戻したい場合や、二重幅を狭めたい場合などです。一方、抜糸が不必要なケースは、二重幅を広げたいときのみに限られます。やり直したい理由で抜糸の有無が変わるため、再施術前に抜糸が必要であるかまずは確認してください。

二重埋没法の抜糸の施術方法

二重埋没法の抜糸手術は、小さく切った傷口から糸を引き抜く方法が一般的です。2mmほど結び目付近を切開し、ピンセットで埋まっている糸を引き抜きます。傷口が小さいため、縫い合わせる必要はありません。しかし、糸を探し出せなかったり手術に時間がかかったりする場合は、2mm以上の切開が必要です。その場合は傷口を縫い合わせ、再度傷口の抜糸をしなければなりません。傷口の大きさによってダウンタイムも変わるため、スケジュールには余裕を持たせておきましょう。

二重埋没法の抜糸後のダウンタイムで見られる症状とは?

二重埋没法の抜糸後も、埋没法と同じく抜糸部位が元に戻るまで時間を要します。症状の強さは傷口の大きさや腫れやすさなどによって異なります。よく見られるダウンタイムの症状は、腫れや内出血、痛みです。これらの症状は1~2週間かけて落ち着きます。ここでは、埋没法の抜糸後に起こり得るダウンタイムの症状について解説します。

腫れ

通常の抜糸法で手術が滞りなく行われれば、大きく腫れることはありません。目立つほど腫れる理由は、傷口を大きく切開した場合や、糸を探し出せず手間取ってしまった場合が考えられます。また、体質的に腫れやむくみが出やすい場合も腫れが強く出るでしょう。腫れのダウンタイムは1週間程度の人がほとんどのため、強く出た場合は時間が過ぎるのを待ちましょう。

内出血

内出血は手術時間によって症状の強さが異なります。手術が短時間で終わった場合、内出血はあまり見られません。反対に、糸が探し出せず手術に時間がかかった場合は、強い内出血が出現する人もいます。内出血は色として見た目に出るため、早く治ってほしいと思う人が大半です。内出血が出た場合、血行をよくしすぎないことに注意すると早く治まる場合があります。

痛み

埋没法の抜糸後に出現する痛みは、手術の内容や所要時間によって感じ方が異なります。通常の手術であれば、術後はチクチクした軽い痛みを感じる程度です。しかし、大きく切開した場合や手術に手間取った場合は、痛みが強く出現することもあるでしょう。軽い痛みであれば2日程度で落ち着きますが、痛みを強く感じる場合は落ち着くまで1週間程度かかります。

二重埋没法で抜糸が必要と考えられるケースとは?

 二重埋没法の抜糸後のダウンタイムで見られる症状とは?

二重埋没法の抜糸は、目的によって抜糸の有無が変わり、基本的に抜糸をしなくてもよいケースは二重幅を広くしたいときのみです。痛みを感じるときや二重幅を狭めたいときなどは、糸が残ったままだとやり直すことが難しいため抜糸しなければなりません。ここでは、抜糸が必要なケースについて紹介します。

目に違和感が残っている

目の違和感が続く場合、抜糸し違和感を取り除くことが望ましいでしょう。二重埋没法はまぶたの中に糸を入れるため、まぶたにゆがみが生じ、それに伴い違和感も生じやすい状態です。1~2週間程度で落ち着く場合がほとんどですが、以降もゴロゴロしたり異物感が続いたりするならば抜糸したほうが楽になることもあります。また、ダウンタイムが経過してもまぶたに糸の結び目が見えるときも抜糸したほうがよいでしょう。

腫れがなかなか引かない

ダウンタイム経過後も腫れが引かない場合、気持ちを安定させるために抜糸する人もいます。二重幅を広げすぎると腫れが強く出ることがあり、落ち着くまでに長い期間が必要です。また、糸を入れることで感染症に罹患し腫れる場合もあります。腫れが長引くことに耐えられないときや感染症に罹患した場合は、精神の安定や目の健康のためにも抜糸しましょう。

目が開けられないほど痛みを感じる

目が開けられないほど強い痛みを感じる場合、目を傷つけている可能性があるためすぐに診察を受けましょう。埋没施術後に強い痛みが残る場合、糸の留め方や医師の技術不足によってまぶたの内側から糸が飛び出ていることがあります。糸が飛び出すと目を傷つける危険があるため抜糸が必要です。まずは医師の診察を受けましょう。

糸が強く食い込んでしまっている

食い込みが強すぎることで気持ちが不安定になる場合、抜糸し二重を作り直す方法もあります。食い込みの強さは技術ではなく、まぶたの厚みや術後の腫れによって起こります。そのため、まずは腫れが完全に引くまで待つことがおすすめです。しかし、その後も食い込みが気になるのであれば、抜糸をしてやり直すか、元の目元に戻すことも1つの方法です。

理想の仕上がりにならなかった

二重幅形成後、理想の二重幅でなかった場合、抜糸後に再施術を受けられます。理想の二重幅ではなかったり、左右の二重幅が異なって見えたりなど、術後の仕上がりが気に入らない理由はさまざまです。二重埋没法のメリットはやり直しができることであるため、仕上がりが気に入らない場合、抜糸し再度二重を作り直すこともできます。

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二重埋没法で抜糸をするリスクとは?

二重埋没法は、抜糸すれば再度希望の形にやり直せたり、元の目元に戻せたりするメリットがあります。しかし、抜糸にはさまざまなトラブルが起こることもあり、トラブルなく施術できると一概にはいえません。抜糸することで目を傷つけたり、ダウンタイム中に安静が必要になったりなどのリスクが出てきます。ここでは、抜糸することで起こり得るトラブルやリスクについてまとめます。

角膜や白目を傷つける可能性がある

抜糸によって、目の角膜や白目を傷つける可能性があることを知っておきましょう。埋没法の抜糸は、まぶたを切り開きその傷口から糸を引き抜く方法で行われます。その手術時、眼球に手術器具やまつ毛が当たることがあります。眼球に当たると角膜や白目に傷をつけてしまい、痛みやヤケドが生じることもあるのです。しかし、角膜や白目を傷つける例はまれなため、技術のある医師を選ぶことで回避できるでしょう。

完全に抜糸しきれないことがある

埋没法で埋め込まれた糸が、何らかの理由で完全に除去できないことがあります。埋没した糸は時間の経過と共にまぶたの組織が引っつき、糸を探しきれない場合があります。また、長期間経つと糸の色が抜け、さらに探し出すのが困難になり、その結果、抜糸できないことがあるのです。さらに、埋め込まれた場所が深い場合や糸が切れてしまっている場合も、完全に取り除くことが難しいケースであるといえます。

抜糸をしても二重ラインが残る場合がある

抜糸しても、作った二重の線が元に戻らないリスクがあります。これは埋め込まれた糸によって二重のくせがまぶたに強くついてる場合や、糸周辺の内部組織が引っついている場合に見られるリスクです。埋没法は時間が経つほどまぶたにくせが強くつきます。また、時間の経過と共に内部の組織もくっつきやすくなるため、作った二重の線が戻りづらくなってしまうのです。人によっては数カ月経てば元の目元に戻る場合もあります。

抜糸の傷跡が目立ってしまうことがある

抜糸後の傷跡が、人によっては目立つことがあります。通常抜糸では2mm程度の傷で済むため、傷跡が大きく目立つことはありません。しかし、手術に長い時間を要した場合やまぶたに負荷をかけた場合などは、まぶたへのダメージにより傷跡が目立ちやすくなるのです。また、色素沈着を起こしやすい人は、傷口に色素沈着を起こす可能性もあります。しかし、傷跡は時間の経過と共に気にならなくなる場合がほとんどです。

ダウンタイムが発生すると安静にする必要が出てくる

腫れや内出血など、ダウンタイムの症状が出現した場合は安静にしなければなりません。埋没手術と同じく、抜糸も腫れや内出血などの症状が出現するリスクがあります。これらの症状が出た場合、運動や入浴など、日常生活が制限される可能性もあります。抜糸後のダウンタイムは人によって異なりますが、強く出てしまった場合は安静にしなければならないことや、日常生活が制限されることを知っておきましょう。

二重埋没法の症例写真

二重整形-埋没法-

副作⽤・リスク

☑腫れ:数日~1週間程度
☑内出⾎:稀に内出血が生じ、まぶたが赤紫色になる場合がある
但し、大抵の場合はメイクで隠せる程度
☑左右差:元の骨格や目の形によります
☑角膜損傷:ほぼ起きないが報告例あり

施術費⽤

¥98,000~¥448,800

二重埋没法の抜糸に関するよくある質問

二重埋没法の抜糸を希望する際、気になることは、いつから抜糸可能なのか、抜糸後いつから再施術できるのか、などです。これらを知っておくと、埋没後に再施術を受ける際の参考にできます。ここでは、二重埋没法の抜糸に関するよくある質問をいくつか紹介するため、埋没後の抜糸を検討している人はぜひ参考にしてください。

二重埋没法の抜糸は施術後いつからできますか?

基本的には術後1カ月が経過してからの抜糸が推奨されています。術後1カ月以内はまぶたの腫れが完全に引いておらず、二重が完成されていないためです。腫れが引くのを待ってから抜糸の検討をしたほうがよいでしょう。

抜糸のダウンタイムはどれくらい続きますか?

長くても2週間程度で症状が落ち着くでしょう。手術時間や切開した大きさによって個人差はありますが、基本的に1週間程度で症状が軽快しているといえます。そのため、抜糸のスケジュールは余裕を持たせておくと安心です。

二重埋没法は何回までやり直せますか?

3~5回までのやり直しが推奨されています。抜糸や埋没をくり返すと、結び目が見えたり、目の違和感が続いたりなどのリスクが高まります。そのため、3~5回までのやり直しに留めるのがおすすめであり、クリニック選びは慎重に行いましょう。

抜糸をした当日に二重埋没法のやり直しはできますか?

抜糸当日のやり直しは原則できません。抜糸当日は腫れや痛み、内出血の症状が出るため通常時の目元を想定できません。そのため、希望どおりの二重幅を作ることが難しいのです。抜糸後1~2週間後に再施術することをおすすめします。

まとめ

二重埋没法の抜糸は、目の違和感や痛み、二重幅をやり直したいときにできる施術です。抜糸も埋没法と同じく、ダウンタイムや目を傷つけるなどのリスクがあります。しかし、埋没後に後悔やトラブルが起きている場合、やり直しできることは救いであるともいえます。抜糸の際は、リスクを考慮しクリニック選びは慎重に行いましょう。

当クリニックでは、患者様一人ひとりの状況やご希望に合わせて、抜糸が必要かどうかを丁寧にご相談させていただきます。また、術後のケアや再施術のタイミングについても万全のサポートをご提供いたします。

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