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二重切開の痛みはどれくらい?痛みを抑える方法や術後の注意点を解説

2024.12.27

二重切開の痛みはどれくらい?痛みを抑える方法や術後の注意点を解説

鏡を見るたびに自分のまぶたが気になって、二重整形を受けようかと悩んでいる方もいるでしょう。この機会に、半永久的に二重の状態を維持できる「二重切開」にしたいけれど、痛みの不安があってなかなか踏み切れないという方も多いかもしれません。

そうした方のため、本記事では二重切開の際の痛みについて詳しく解説します。痛みを抑える方法や術後の注意点についても説明するため、参考にしてください。

二重切開とは?

「二重切開」とは、二重整形の施術方法の一つです。まぶたを切開して、二重のラインを形成します。

二重整形の施術方法には二重切開と二重埋没の2種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。ここでは、二重切開の施術方法について説明したうえで、二重埋没との違いについても解説するため、迷っている方はじっくり検討してみてください。

二重切開の施術方法

二重切開の施術では、まず、まぶたを切開して余分な脂肪やたるみを除去します。これらの処置後に縫合するとやがて組織が癒着し、二重のラインが形成されるという流れです。

ぱっちりとした華やかな雰囲気の二重を形成可能な点が特徴で、また二重の状態を半永久的に維持できます。ただし、術後の症状が落ち着くまでのダウンタイムに少し時間がかかるため、ある程度長めに休暇を取った方が良いでしょう。

さらに、ひと口に二重切開と言っても切開する範囲によって2種類の施術方法があります。一つはまぶたの目頭から目尻までを全体的に切開する「全切開」、もう一つはまぶたの一部分だけを切開する「部分切開」です。

全切開のほうが二重を自由にデザインしやすいですが、腫れなどが落ち着くまでに時間がかかります。どちらの施術方法を選択するかは、どのような二重を希望されるかやまぶたの状態などを踏まえて決定する必要があるでしょう。

埋没法と比べ長期間の効果を期待できる

二重埋没法と比べたときの二重切開のメリットは、二重の状態を長期間維持できる点です。

二重埋没法は切開せずに糸をかけて二重を形成するという方法で、施術時間や痛みなどの負担は少ないものの糸が緩むとやがて元の状態に戻ってしまいます。それに対し二重切開は、半永久的に二重のラインを継続できるのです。

さらに、二重切開のほうがくっきりとした二重のラインを作りやすく、まぶたの脂肪が分厚い方や皮膚がたるんでしまっている方などにも対応できます。反面、一度形成したまぶたの状態に納得がいかなくても、元には戻せません。

二重切開が向いている人

二重切開による二重整形は、次のような方に向いています。

  • ・よりくっきりとした二重ラインを希望する方
  • ・まぶたの脂肪や皮膚が分厚い方
  • ・まぶたの皮膚がたるんでしまっている方
  • ・以前、埋没法による二重整形を受けたが元に戻ってしまった方
  • ・二重整形をするのであれば、半永久的に維持できる二重を希望する方

二重切開法と二重埋没法のどちらにもメリット・デメリットがありますが、くっきりとした二重のラインを半永久的に維持したいと希望される方は二重切開がおすすめです。

また、まぶたが分厚かったり皮膚がたるんでしまっていたりする場合には、二重埋没法による施術が難しいかもしれません。そうした場合にも二重切開であれば施術可能なため、諦めず相談してみると良いでしょう。

二重切開の痛みを感じるのはいつ?痛みはどれくらい?

二重切開はまぶたを切開して手術するため、二重埋没より痛みを感じやすい傾向にあります。ここでは、具体的にはいつ、どのくらいの痛みが出てしまうのかについて解説します。

「まぶたを切開」と聞くと不安が大きくなるかもしれませんが、手術中はしっかり麻酔をするため心配し過ぎないでください。

手術前の麻酔時|チクッとする程度

手術前には注射による局所麻酔をします。この麻酔は、二重切開でも二重埋没でも同じです。まぶたに注射をするため少しだけチクッとしますが、しばらくすると麻酔が効いて何も感じなくなってきます。

麻酔注射の前に、目の表面の感覚を麻痺させる点眼薬を使用するケースもあります。先に点眼の麻酔薬を使用しておけば、麻酔注射の痛みはだいぶ抑えられるでしょう。

さらに、クリニックによっては麻酔注射に対する緊張感が強い方向けに笑気麻酔が用意されています。笑気ガスを吸入すると半分眠ったようなリラックスした状態で施術を始められるため、不安が大きい方は相談してみてください。

手術中の切開時|痛みはほとんど感じない

手術は60〜90分ほどですが、しっかりと局所麻酔をしてから始めるため途中で痛みを感じることはほとんどありません。まぶたに何かされているような違和感は出るかもしれませんが、リラックスして受けてください。

もし、手術中に痛みが出てしまった場合には、状況を見て麻酔が追加されます。痛いようであれば我慢せずに伝えるようにしましょう。

手術後のダウンタイム時|麻酔が切れると痛みを感じてくる

手術後に麻酔が切れると、ジンジンとした痛みを感じるようになります。その後の1〜2日程度は痛みが続きますが少しずつ治まり、4、5日するとだいぶ楽になるでしょう。

ただし、痛みの感じ方には個人差があります。軽い痛みで済む方もいれば少し強く痛みが出る方もいるため、無理はせず、処方された痛み止めがあれば服用してください。

二重切開の痛みはダウンタイム時に感じやすい

二重切開の痛みはダウンタイム時に感じやすい

二重切開の手術中はしっかりと麻酔をしており、手術途中の痛みに関してはあまり心配しなくてもよいでしょう。ただし、手術終了後からダウンタイム時には痛みを感じやすくなります。

できるだけ痛みを抑えるためにも、ダウンタイム時の過ごし方は重要です。ストレスなくリラックスした状態で、のんびりと過ごすようにしましょう。

仕事や学校がある方は、少し長めにお休みをとっておくことをおすすめします。休みを取る期間や施術の時期など、医師と相談してみてください。

二重切開のダウンタイムの症状

二重切開後のダウンタイム症状には、以下のようなものがあります。それぞれの症状が続く期間についても、事前にきちんと確認しておきましょう。症状が治まり二重が完成するまでには、3ヵ月ほどかかります。

赤み

赤みは3ヵ月ほど続きます。その後も多少は残りますが、半年から1年ほどで目立たなくなり、気にならない状態になるでしょう。

内出血

内出血は1週間から2週間ほど続きます。症状の現れ方には個人差があるため、あらかじめ内出血のある期間は外出しないで済む状態を用意しておくとよいでしょう。

痛み

痛みは、1日から2日ほどがピークです。それほどひどくない痛みで済む方もいますが、ひどく出る場合もあります。その後、4日から5日もすれば落ち着いてくるでしょう。

痛みが引いた後も、腫れは続きます。特に強く腫れるのは1週間ほどで抜糸後は少しずつ治まりますが、元の状態に戻るまでには3ヵ月ほどみておいてください。

二重切開の痛みを抑えるための過ごし方

二重切開後の痛みをできるだけ抑えるためには、ダウンタイムの過ごし方が大切です。次のようなポイントに気を付けて、リラックスして過ごすようにしてください。

血流を増やす行為を控える

血流が増えると内出血が悪化して、痛みを感じやすくなります。激しい運動や重労働、飲酒、長時間の入浴といった行為は血流を増やす原因になるため、控えるようにしてください。

術後、医師から入浴の許可が出るまでは短時間のシャワーだけで済ますようにしましょう。許可が出た後も、しばらく長湯は控えてください。

まぶたを冷却する

まぶたの腫れや痛みが気になるときには、アイシングでまぶたを冷却してください。冷却により血管が収縮すると、腫れや痛みが少し治ってきます。

アイシングの際は、保冷剤を利用すると便利です。保冷剤を清潔なガーゼなどで包んでまぶたに当て、片目に対して10〜15分冷やしてください。冷やしすぎないようにも注意しましょう。

処方された鎮痛薬を服用する

一般的に術後には、抗生剤・点眼薬・塗り薬などとともに鎮痛薬も処方されます。痛みがあるときには、我慢しないで鎮痛薬を服用するとよいでしょう。

なお、痛みの有無にかかわらず、抗生剤は最後まで服用してください。

紫外線対策をする

術後には、紫外線対策も普段以上に心がけてください。サングラスをしたり帽子を被ったりして、しっかりと紫外線を防ぐようにしましょう。傷口部分が日焼けしてしまうと色素沈着の恐れがあるため、注意が必要です。

寝るときは頭を高くする

重力の関係で、横になった状態が長時間続くとまぶたへの血流が上昇します。血流上昇は腫れを悪化させてしまうため、就寝時には枕を高くして頭の位置を少し上げて休むようにしましょう。

Days Beauty Clinicの【二重切開法】について詳細はこちら

二重切開の痛みが強い、収まらない時は医療機関へ受診を

二重切開の術後にあまりにひどい痛みが続いている、痛みがひどくて我慢ができないといった場合には、すぐに医療機関を受診して医師に相談しましょう。

傷口に問題が起きていないか確認したうえで、場合によっては症状に応じた処置が行われます。生活の注意事項などあればアドバイスしたり、鎮痛薬が不足しているようであれば追加で処方したりも可能なため、まずは連絡を取ってみてください。

二重切開の痛みに関するよくある質問

最後に、二重切開の痛みに関してよく聞かれる質問を集めました。以下の質問以外にも心配なことがあれば、気兼ねなく医師に相談してみてください。

二重切開をした後は仕事を何日休まなければなりませんか?

個人差がありますが、腫れ・痛み・内出血などの症状が治まるまでには1〜2週間ほどみておくとよいでしょう。

腫れは1週間ほどがピークで、2〜3週間ほどで自然な状態になります。痛みは2〜3日程度です。内出血は1〜2週間程度で、その後はメイクで隠せる程度になります。

術後5〜7日ほどで抜糸をしますが、抜糸から2日ほどすればメイクして構いません。

二重切開時の麻酔には注射以外に種類はありますか?

注射以外にも、麻酔方法はあります。点眼麻酔や笑気麻酔といった方法もあるため、注射麻酔に不安がある方は相談してみてください。

麻酔注射のチクッとした痛みに不安がある場合には、麻酔注射の前に麻酔作用のある点眼薬を使用するとよいでしょう。また、不安が強い方は、笑気麻酔でリラックスした状態になってから処置を始めることも可能です。

局所麻酔にどうしても不安がある場合には全身麻酔もありますが、あまりおすすめはできません。

二重切開のダウンタイムはどれくらい続きますか?

痛みや腫れがひくまでに、1週間から2週間程度みておくとよいでしょう。腫れが完全にひくまでには数週間かかりますが、少しずつ治ってきます。

まとめ

二重切開による二重整形は、二重埋没法よりもくっきりとした二重ラインを作れるうえに、また半永久的に二重の状態を維持できるなど、さまざまなメリットがあります。手術中の痛みも、麻酔をするため心配し過ぎる必要はありません。

ただし、デメリットとしてダウンタイムが少し長くなる点があげられます。どの施術方法を選択するかは、自分が納得できるまでしっかり医師に相談してから決めるようにしましょう。当クリニックでは経験豊富な医師が、しっかりカウンセリングを行ってから施術を提案させていただきます。不安があれば、どんなことでも気兼ねなく質問してください。

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