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副皮が大きい原因やそのデメリットは?副皮除去術についても解説

2024.12.27

副皮が大きい原因やそのデメリットは?副皮除去術についても解説

副皮をはじめとするデリケートゾーンのお悩みは、とても繊細な問題です。そのため、なかなか周りの人に相談できなかったり、異変に気づけなかったりと、深刻化しやすい問題でもあります。なかでも副皮はその見た目と大きさから切除したいと考えている女性も少なくありません。では、副皮が大きくなってしまうのはどんな原因が考えられるのでしょうか。今回は、副皮が大きくなってしまう原因やデメリットについて解説します。さらに、副皮除去術についても解説しているため、あわせて参考にしてください。

副皮とは

そもそも副皮とはどの部分を指すのでしょうか。副皮とは、デリケートゾーンにあるヒダのような形をした皮膚のことです。ちょうど、小陰唇と大陰唇の間に位置し、大きさには個人差があります。そのため、まったく気にならない人もいれば、大きく発達してしまって悩んでいる人もいます。副皮は大きさだけではなく、ヒダの数にも個人差があるのが特徴です。ヒダがまったく無い人やヒダが二重三重になっている人、片方にのみヒダがある人などさまざまです。副皮の明確なサイズ基準はなく大きさも人それぞれだと言われています。ですから、大きいからといって必ずしも手術が必要なわけではありません。

副皮が大きい原因

副皮のサイズや形は個人差がありますが、大きくなってしまうのにはいくつかの原因が考えられます。主に先天的な原因と後天的な原因に分かれており、生まれた時から副皮の大きさが決まっているわけではありません。ここでは、代表的な原因を3つ解説します。

遺伝

物心ついた頃から副皮大きい人は遺伝による可能性が高いと言えます。なぜなら、副皮に限らず体のあらゆる部位は遺伝の影響を受けやすいためです。例えば、親と髪質が同じだったり、目の形が似ていたりするのは親の遺伝による影響を受けています。実は、これらと同じように、副皮も遺伝の影響を受けやすいパーツの1つです。

ホルモンバランスの変化

副皮が大きくなるのはホルモンバランスの変化も原因に挙げられます。女性のホルモンバランスは思春期、妊娠期、出産後に大きく変化するため、その際に副皮が大きくなってしまう可能性があるのです。思春期は女性ホルモンが増加し、体に大きな変化が起こります。それに伴い、副皮も大きくなる可能性があるのです。妊娠期は、副皮の大きさ以外にも、メンタルバランスなどにも大きな影響を及ぼすため、さまざまな方面でのケアが大切です。出産後、授乳期間に入ると女性ホルモンが著しく低下するため、バランスが乱れます。このように女性はライフステージごとに女性ホルモンのバランスが乱れやすくなるため、遺伝ではなかったとしても後天的な原因で副皮が大きくなる可能性があるのです。

加齢によるたるみ

副皮が大きくなる原因には加齢も考えられます。年齢を重ねると、頬や胸、目元など、さまざまな部位にたるみが見られます。これは副皮も同様です。たるみによる肥大化は実際に大きくなった訳ではなく、たるみによって大きく見えています。そのため、年齢を重ねてから副皮除去術を検討する人も少なくありません。

副皮が大きいことでのデメリット

副皮が大きくなる原因は分かりましたが、大きいことで何か不都合が起きるのでしょうか。実は、副皮が大きいとデメリットがたくさんあると言われています。今デリケートゾーンの悩みがある人は、副皮が大きいことが原因かもしれません。しっかりデメリットを理解し、当てはまっている場合は、副皮切除術を検討してください。ここでは、副皮が大きいことで起こりうるデメリットについて解説します。

デリケートゾーンのにおい

副皮が大きいとデリケートゾーンがにおいやすくなると言われています。なぜなら、副皮にあるヒダなどに汚れが溜まりやすくなるからです。そのため、副皮の汚れを落とすことでにおいの改善が期待できます。デリケートゾーンを洗う時は、ゴシゴシと力強く洗ってはいけません。ボディソープを泡立てて、優しく洗ってあげましょう。

このとき、副皮のヒダを広げるように洗うと汚れが溜まりやすい箇所もしっかり洗えます。なお、膣内は自浄作用があるため、洗わないようにしてください。もし、デリケートゾーンを洗ってもにおいが改善されない場合、細菌感染や性感染症などの病気にかかっているかもしれません。その際は、必ず医療機関を受診し、必要に応じて治療をしましょう。

感染や炎症などのトラブル

副皮の汚れは恥垢(ちこう)と呼ばれ、放置していると感染症や炎症などさまざまなトラブルが起こりやすくなる可能性があります。恥垢は尿や汗だけではなく、おりものや経血など、女性特有の分泌物に含まれるタンパク質の汚れからできているのが特徴です。さらに、恥垢は白いクリーム状であるため、お湯でさっと洗っただけではなかなか取り除けません。

そのため、前述したようにしっかりと洗浄し、普段から恥垢を溜めない習慣を心がけましょう。デリケートゾーンは皮膚が薄いため、洗浄力が強いボディソープを使うとかえって肌を痛めてしまう恐れがあります。そのため、肌に優しいものを使うのがポイントです。最近では、デリケートゾーン専用のボディーソープも販売されているためチェックしてみてください。

下着に擦れることでの痛みや不快感

副皮が大きいと下着に触れる面積も大きくなるため、痛みや不快になりやすいデメリットもあります。ちょっとした動きでかゆみや痛みを感じやすくなる他、夏場は下着の中で蒸れてしまい不快感が大きくなることが予想されるため注意が必要です。さらに、副皮が下着に触れ摩擦が起きると、色素沈着による黒ずみの原因にもつながります。清潔感を保つためにも、副皮切除術を検討してみてはいかがでしょうか。

見た目に違和感がある

副皮があまりにも大きいと、はみ出した部分が男性器のように見えて不快に感じるデメリットもあります。この見た目の違和感は、決して悪い訳ではありません。しかし、デリケートな悩みであるがゆえにコンプレックスが膨らみ、副皮切除術を受ける人も少なくありません。このように、副皮が大きいと身体的な問題だけではなく、精神的な問題も懸念されています。

副皮の大きさでお悩みの方には副皮除去術がおすすめ

副皮の大きさでお悩みの方におすすめしたいのが「副皮除去術」です。副皮除去術を受ければ、身体的な問題だけではなく、精神的な負担からも解放されるでしょう。ここからは、副皮除去術について詳しく解説します。

副皮除去術とは

副皮切除術とは、文字通り余分に大きくなった副皮を切除する手術です。副皮を除去すると、恥垢が溜まりにくくなり、においや不快感が軽減されると言われています。これにより日常でのお手入れの手間が省け、感染症や炎症のリスク減少の効果が期待できます。また、全体的にスッキリ見えるため、見た目のコンプレックスを解消したい人や下着の中での摩擦が気になる人、デリケートゾーンの色素沈着を予防したい人にもおすすめです。

カウンセリングから手術の流れ

ここからは、副皮切除術のカウンセリングから手術の具体的な流れについて解説します。まずは、手術前に入念なカウンセリングをおこないます。副皮を小さくしたいからと言って、ただ単に小さくすれば良いというものではありません。患者様のご希望の大きさ、形など、詳しい要望をお聞きしますので安心してください。その後、仕上がりイメージを患者様と共有し、理想の仕上がりに整えていきます。

実は、カウンセリングの時点では「副皮を小さくしたい」といった希望ではなく「小陰唇縮小」で来院される人がほとんどです。あくまでも、副皮切除術は小陰唇縮小するにあたって副皮も同時に切除しなくてはならなくなって受ける人が多いと言われています。副皮切除術と聞くと、大掛かりな手術をイメージする人もいるかもしれませんが、手術そのものは30〜60分程で終わり、即日帰宅可能です。

治療の痛みや傷跡

切除する手術は痛そうと不安に感じる人も多いかと思いますが、副皮切除術は通常、静脈麻酔をして患者様は眠っている状態になるため、手術中に痛みを感じることはありません。しかし、手術の後は傷の痛みを感じることがほとんどです。手術後、傷の痛みを感じるのは3日から1週間程度だと言われています。もし痛みがひどい場合は痛み止めも処方されるので安心です。

痛みの他、術後1〜2週間は血が滲む可能性があります。なぜなら、デリケートゾーンは血流が活発な部位だからです。そのため、落ち着くまでは生理用ナプキンをあてておきましょう。当院は傷跡にも十分配慮した手術を取り入れています。そのため、傷跡が目立ちにくく自然な仕上がりが特徴です。そのため、手術を受けたことを周りにも気づかれにくいメリットもあります。

術後の過ごし方

手術当日は激しい運動を避けましょう。たとえ歩行でも長時間にわたると患部への負荷がかかるためおすすめできません。手術部位には、極力触れないよう心がけ、血行を良くする行為は避けてください。具体的には、入浴、サウナ、岩盤浴、激しい運動、飲酒は血行を良くするので医者から指示が出るまで控えましょう。ここで言う入浴は「湯船につかること」を意味するため、シャワーは手術翌日から可能です。

ただし、湯船につかれるようになるまでの期間は手術の種類によって異なります。ワンデー手術は2週間程度、抜糸ありの手術は1ヶ月程度かかります。たとえ、湯船に入れるようになっても、医師の指示に従って慎重に入浴してください。もし、手術後に痛みが生じたり、出血が止まらなかったりなどトラブルが起きた場合は、早急にクリニックを受診しましょう。

医師が患者様の状態を確認し、入念に診察いたします。術後特に問題がなければそのまま経過観察していただいて問題ありません。抜糸が必要な副皮切除術の場合、手術後約1週間後に来院し抜糸します。ワンデー副皮切除の場合、抜糸の必要がなく、そのまま終了です。

副皮の大きさだけでなく全体のバランスが大切

副皮は小さければ良いものではありません。そのため、全体のバランスを考えながら大きさを決めることが大切です。当院では患者様の希望に寄り添ったプランをご提供いたします。当院では、デリケートゾーン全体のお悩み解決に近づけるため、「小陰唇縮小手術」や「陰核包茎術」などと併せた副皮除去を提案しています。

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副皮が大きいことに関するよくある質問

副皮が大きいことに関するよくある質問

副皮が大きいと懸念されることは、副皮除去術を受けるとどのようなメリットがあるのか、副皮除去術後に出血があるのか、などです。これらについてあらかじめ知っておくとスムーズに手術を受けられます。ここからは、問い合わせが多い質問を紹介します。副皮に関するお悩みがある人はぜひ参考にしてください。

副皮除去術によるメリットは?

副皮除去術をすると、デリケートゾーンのにおいが緩和されやすくなったり、汚れが溜まりにくくなったり、見た目のコンプレックスが改善されたりなど、たくさんのメリットがあります。物理的なメリットだけではなく、メンタルにも良い影響が期待できるため、心身共にメリットがある手術と言えます。

副皮除去術後に出血は起こりますか?

副皮除去術後、数日間出血する可能性があります。万が一に備えて生理用ナプキンをあてておくと安心です。出血は時間の経過と共に落ち着いてくるため安心してください。もし、出血がひかない場合、速やかにクリニックを受診してください。

副皮除去術のダウンタイムはどれくらいですか?

副皮切除のダウンタイムは1週間程度と言われています。ダウンタイムには個人差があるため、普段通りの動きは様子を見ながらおこないましょう。

まとめ

副皮除去術は最初から切除目的で受ける手術ではなく、「小陰唇縮小手術」や「陰核包茎術」と併せておこなうのが一般的です。副皮に関する悩みは、心身ともに負荷が大きくなるだけではなく、さまざまな問題が引きおこる原因になりかねません。デリケートゾーンの悩みはなかなか周りに言いにくい問題です。だからこそ、医師に相談し、適切な処置をしてもらうのがおすすめです。

当クリニックでは、患者様一人ひとりのデリケートゾーンの状態をしっかり確認いたします。さらに、患者様のご希望に合わせて、最適な施術を提供いたします。また、術後のケアや再施術のタイミングについても万全のサポートをご提供いたしますので安心してご来院ください。

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