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アイプチはリスク大 二重まぶたを作るなら埋没法がおすすめ
2024.12.09
アイプチは、手軽で簡単に二重まぶたを作れる方法として、多くの人に愛用されているアイテムです。まぶたに専用の粘着剤をつけるだけで二重ラインを作れるため、服装やメイクに合わせて二重幅や形を変えられるのが特徴です。二重まぶたが作れる便利なアイテムですが、アイプチにもさまざまなリスクもあります。本記事では、アイプチのリスクを紹介するとともに、二重まぶたを作るなら埋没法がおすすめの理由も解説します。
アイプチで二重まぶたにするリスク
アイプチは安価で手軽に二重が作れるため、多くの人が使用しているアイテムです。しかし、手軽だからと毎日のように使用していると、皮膚が伸びたり、炎症が起きたりなどトラブルが発生します。ここからは、アイプチで二重を作るリスクについて説明します。
皮膚が伸びる
アイプチを使っていると皮膚が伸びてしまう可能性があります。アイプチは二重のりともいわれ、粘着剤で二重ラインを作ります。粘着剤により、まぶたが引っ張られるため、頻繁に使うと皮膚がたるむ原因です。奥二重の人がアイプチを使って、毎日のように二重ラインの幅を広げていたら、皮膚が伸びてしまいアイプチをしないと一重のようなまぶたになってしまうケースもあります。
皮膚炎が起きる
肌に使用できる商品として作られているアイプチでも毎日のように使っていれば、皮膚に負担をかけてしまいます。とくに絆創膏などでかぶれてしまう方は、アイプチでもかぶれるリスクは高いでしょう。まぶたがヒリヒリしたり、違和感がなくてもまぶたに触れるとカサカサしていたりする場合は、アイプチの使用は中止しましょう。荒れているところにアイプチをしてしまうと症状を悪化させてしまいます。
メイクが崩れすい
アイプチをするとメイクが崩れやすいと感じる方が多くいます。アイプチをつけている部分は皮膚の上にのりがついている状態のため、皮膚と同じようにファンデーションやアイシャドウはのってくれません。アイプチをつける箇所によっては、アイラインが描きにくくなり、仕上がりに満足できない可能性があります。また、化粧品の多くは水分と油分で作られていますが、水分と油分はアイプチとの相性が良くありません。メイクが崩れやすくなるため注意が必要です。
眼瞼下垂を引き起こす
アイプチは眼瞼下垂を引き起こす可能性があります。眼瞼下垂は、まぶたが下がって視界が狭くなり、見えにくくなる病気です。アイプチを過剰に使用すると皮膚が伸びてしまうため、眼瞼下垂のリスクになり得ます。眼瞼下垂になると視界だけでなく、視界を広げようと無意識にまぶたに力が入り、肩こりや頭痛の原因にもなるでしょう。
毎日手間と時間がかかる
アイプチは顔を洗うと取れてしまいます。毎日の化粧と一緒におこなっている方は、アイプチも毎日おこなう必要があるため、手間と時間がかかるでしょう。まぶたの状態によっては何度もやり直す場合もあるため、アイプチをしている人としていない人では、出かける際の準備時間に大きな差が生まれます。
二重まぶたを作り続けるなら美容整形がおすすめ
二重を作る方法はアイプチだけではありません。二重整形は、アイプチで作った二重とは違い、長期間の効果が期待できます。ここからは、二重整形のメリットや方法について紹介します。
二重整形のメリット
二重整形の最大のメリットは、効果の長さです。一度施術で二重ラインを作ってしまえば、二重整形の種類によって差はありますが、長期間の効果が期待できます。スッピンや入浴後もまぶたの状態を気にする必要がなくなり、人によってはアイプチでは作れなかった広くてくっきりとした二重の形成も可能です。毎日のようにアイプチをしていた方だと、手間と時間からも解放されます。
二重整形の方法
二重整形には、「埋没法」と「切開法」の2種類があります。それぞれに特徴があるため、希望する仕上がりやまぶたの状態、費用など、ライフスタイルに応じて施術方法を選択するのがおすすめです。ここからは、埋没法と切開法について解説します。
埋没法
埋没法は、まぶたに医療用の糸を留めて二重ラインを作る施術方法です。切開しないため、ダウンタイムが切開法よりも短く、仕事や学校へ復帰できるのも早い傾向があります。また、費用も基本的に切開法よりも安いため、初めての美容整形や切開に抵抗がある人にはおすすめの施術です。埋没法は抜糸をすれば元のまぶたに戻せますが、時間経過で糸が緩んだり、切れたりする可能性があるため、効果は3~5年ほどといわれています。
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切開法
切開法は、まぶたを切開して脂肪やたるんだ皮膚を除去して二重ラインを作る施術方法です。切開をしているため、ダウンタイムが長く仕事や学校の休みを長期間確保する必要があります。金額も埋没法よりも高いケースが多いですが、一度切開法で二重ラインを作ってしまえば、効果は半永久的なため、一重に戻る心配はありません。また、切開法は幅の広いくっきりとした二重を求める方にもおすすめです。
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埋没法のメリット
二重整形の中でも手軽におこなえて人気の高い埋没法は、効果が永久ではない、まぶたの厚い方には向かないといったデメリットもありますが、メリットも多くあります。ここからは、埋没法のメリットをみていきましょう。
まぶたへの負担が少ない
埋没法は切開をしないため、傷の範囲は狭くてまぶたへの負担が少ないメリットがあります。切開法よりも腫れや内出血などのダウンタイムの症状も少ないため、まぶただけでなく身体への負担も少ないでしょう。
水や皮脂に強く化粧崩れしにくい
埋没法は、まぶたに髪の毛よりも細い糸を止めて二重を作る方法です。アイプチのようにまぶたの皮膚の表面で二重ラインを作るわけではないため、顔に水や汗がかかったとしても二重が一重に戻る心配はありません。プールや海に遊びに行っても、まぶたを気にせずに楽しめます。また、アイプチをすると皮膚の表面に膜のようなできてしまい化粧のりを悪くしてしまいますが、埋没法で作った二重は、そのような心配がありません。
メイクが時短になる
メイクする際に、アイプチもされている方は、埋没法で二重を作るとメイクが時短できます。アイプチは顔を洗うと取れてしまうため、二重にするには、毎日つけて二重を作らなければなりません。埋没法で作った二重は長期間の効果があり、常時二重まぶたが維持できます。メイクをするときにアイプチで二重を作る時間がなくなり、時短になるのです。
糸を外せば元に戻せる
埋没法は、時間経過で糸が緩んだり切れてしまったりすると二重の効果がなくなります。効果が永久的でない面は埋没法のデメリットとしてよく挙げられます。しかし「元の状態に戻したい」「将来的にはまた違うデザインを試したい」と考えている方にとってはメリットになるでしょう。一方で、切開法は一度施術してしまうと元の状態には戻せません。自分が将来的にまぶたをどのようにしていきたいか、二重整形を受ける前にじっくり考えておきましょう。
埋没法の注意点
手軽に受けられるとして人気の高い埋没法ですが、施術を受けるにあたって注意点がいくつかあります。受けてから後悔しないためにも、前もって把握しておくのは大切です。ここから、埋没法の注意点を3つほど紹介します。
ダウンタイムがある
埋没法は、埋没法よりもダウンタイムが短い傾向にありますが、まったくないわけではありません。術後3日目がダウンタイムのピークで、1週間ほどで腫れや内出血は落ち着いてきます。2〜4週間後には完全に症状が落ち着きます。
切開法ほどの強いダウンタイムではありませんが、腫れや内出血といった症状が現れるため、術後数日間は仕事や学校の休みを確保しておきましょう。
施術前はアイプチを控える
アイプチは、施術の1週間ほど前から控えましょう。アイプチをしてまぶたの皮膚がたるんだり、炎症が起きたりしてしまうと、希望の二重幅を作るためのシミュレーションの妨げになる可能性があります。シミュレーションがスムーズにできないと、実際の仕上がりに影響がでるため、理想の二重を手に入れるためにも施術1週間前からアイプチは控えましょう。
アイプチと同じ二重幅にできないことがある
アイプチはまぶたの表面で二重ラインを作りますが、埋没法はまぶたの内部から二重ラインを作ります。そのため、アイプチと同じ位置に二重ラインを作ったとしても仕上がりに違いが生まれます。満足のいく仕上がりにするためにも、医師としっかりシミュレーションをおこないましょう。
埋没法の施術写真
二重整形-埋没法-
副作⽤・リスク
☑腫れ:数日~1週間程度
☑内出⾎:稀に内出血が生じ、まぶたが赤紫色になる場合がある
但し、大抵の場合はメイクで隠せる程度
☑左右差:元の骨格や目の形によります
☑角膜損傷:ほぼ起きないが報告例あり
施術費⽤
¥98,000~¥448,800
アイプチと埋没法に関するよくある質問
アイプチを使っている方や埋没法に興味がある方の中には、さまざまな疑問を抱いている方も少なくありません。とくにアイプチをしている人が埋没法をやると長持ちするのか、施術後にもアイプチは使っても問題ないのかなど、具体的な疑問をお持ちの方もいるでしょう。ここでは、アイプチと埋没法に関するよくある質問について3つほど紹介します。日頃アイプチをしていて、埋没法を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
アイプチで二重の癖をつけておいた方が、埋没法は上手くいくのですか?
二重ラインの癖がついているところに埋没法をおこなうと、二重ラインがないところに糸を止めるよりも戻りにくい特徴があります。日頃アイプチをしている方は、埋没法でも同じ位置に二重ラインを作るのをお勧めします。アイプチだけでなく、メザイクやつけまつげなどで作る二重ラインも同様です。一時的でも二重ラインができる場合、できる限りその部分に糸を入れると埋没法が長持ちするでしょう。
埋没法の施術後にアイプチをしても大丈夫ですか?
埋没法の施術後にアイプチをしても問題はありませんが、ダウンタイムの症状が落ち着くまではまぶたがデリケートになっているため、控えてください。埋没法は2~3か月ほどで完全に症状が落ち着くため、アイプチをするならそれ以降にしましょう。
埋没法の効果はどれくらい持続しますか?
埋没法の効果は、一般的に3~5年とされています。しかし、効果にはまぶたの状態や医師の技術など個人差があるため、3年以下で元に戻ってしまう人もいれば、5年以上効果がある人もいます。
まとめ
アイプチは手軽に二重を作れる便利なアイテムですが、皮膚のたるみや炎症、眼瞼下垂などのリスクもあります。一方、二重整形の埋没法は、まぶたの負担が少なくて、自然で長期間持続する二重ラインを作れる方法です。しかし、ダウンタイムがあったり、アイプチとまったく同じ二重ラインが作れなかったりなどの注意点があるため、埋没法を検討している方はしっかり理解しておきましょう。
二重まぶたを作る方法は一つではなく、さまざまな方法があります。自分のまぶたの状態やライフスタイルに合わせて最適な方法を選択しましょう。埋没法をお考えの方は、当クリニックにご相談ください。まぶたの状態やライフスタイルに合わせてピッタリのデザインをご提案します。