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2025/4/28
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デリケートゾーンの痛みの原因は?日頃からできる予防方法も解説

デリケートゾーンの痛みの原因は?日頃からできる予防方法も解説

「下着が擦れて痛い」「自転車に乗るとヒリヒリする」「性交時に不快感がある」…そんなデリケートゾーンの痛みや違和感に悩む女性は少なくありません。
実はその原因、皮膚トラブルだけでなく、構造的な問題や加齢変化が関係していることも。

この記事では、デリケートゾーンの痛みの原因を幅広く解説するとともに、日常ケアでの予防法から美容医療による改善策までをわかりやすくご紹介します。

デリケートゾーンの痛みの原因

接触皮膚炎(かぶれ)

デリケートゾーンは非常に繊細な部位で、下着やナプキン、洗浄剤などに含まれる化学物質によって刺激を受けやすい場所です。接触皮膚炎はこうした刺激によって皮膚が炎症を起こし、赤みやかゆみ、ヒリヒリとした痛みを引き起こします。特に生理中のナプキンによる蒸れや摩擦、素材によるアレルギー反応が要因になっているケースが多いです。

病気・感染症

単なるかぶれと思いきや、実は性感染症などの病気が隠れている場合もあります。性器ヘルペスや膣トリコモナス症、淋菌感染症などは、痛みに加え、おりものの異常、発熱、腫れを伴うことも。自己判断で市販薬を使うのではなく、医療機関での検査と診断が必要です。

形状や年齢による構造的な要因

「小陰唇が大きく擦れて痛い」「副皮が引っかかって不快」「大陰唇のたるみが原因で蒸れる」など、体の構造そのものが原因となる痛みも見逃せません。
このような場合、日常ケアだけでは改善しにくく、美容医療によるアプローチが有効です。

デリケートゾーンの痛みの原因となる病気

性器ヘルペス

再発しやすく、強い痛みと水ぶくれを伴う感染症。初感染時は特に症状が重く、発熱や倦怠感を伴う場合もあります。抗ウイルス薬での早期治療が重要で、再発抑制のために予防的治療を行うケースもあります。

淋菌感染症

男女問わず感染する性感染症。女性は初期症状が乏しいことも多く、気づかぬうちに感染が広がり、痛みや不妊のリスクにつながることも。クラミジアとの同時感染も多く、早期の検査と治療が不可欠です。

膣トリコモナス症

泡状で悪臭のあるおりものと共に、膣内の痛みやかゆみを伴う性感染症。タオルや便座からも感染する可能性があり、パートナーと共に治療を受けることが大切です。

ベーチェット病

再発性の潰瘍が外陰部にできる、自己免疫疾患の一つ。潰瘍は深く、非常に強い痛みを伴います。他の症状(口内炎、眼の炎症)を伴うこともあり、専門医の診断が必要です。

炎症性粉瘤

皮膚の下にできた袋状の腫瘍に細菌が感染すると、腫れや痛みを引き起こします。膿が溜まり破裂することもあり、外科的処置が必要なケースも。再発予防のためには根本治療が望ましいです。

膀胱炎・尿道炎

排尿時の痛み、頻尿、下腹部の不快感が特徴。特に女性は尿道が短く、感染しやすいため注意が必要です。放置すると腎盂腎炎に進行することもあるため、早期治療がカギです。

デリケートゾーンが痛むときは何科を受診する?

デリケートゾーンが痛むときは何科を受診する?

婦人科や美容婦人科への受診が基本です。
感染症の検査に加えて、構造的な悩み(小陰唇の肥大・副皮の張り・大陰唇のたるみなど)が原因の場合は、美容外科的な相談も視野に入れることが重要です。

デリケートゾーンの痛みを予防する方法

やさしく洗う

強い洗浄剤の使用や過度な洗浄は、必要な常在菌を洗い流してしまい、かえってトラブルの原因に。専用のソープやぬるま湯でやさしく洗うことを心がけましょう。

しっかり保湿する

乾燥によるひりつきや痛みを防ぐためには、保湿ケアが効果的。デリケートゾーン専用の保湿ジェルなどを活用し、肌のバリア機能を保ちましょう。

避妊具を使用する

性感染症予防の基本は避妊具の使用。性行為時にはコンドームを使用し、感染リスクを抑えることが重要です。素材にアレルギーがある場合は、素材変更も検討を。

美容医療で根本的に改善する選択肢も

小陰唇短縮手術

肥大や左右差が原因で摩擦や痛みが出る方におすすめ。自然な仕上がりで、痛みや不快感を軽減します。

副皮除去手術

副皮(小陰唇外側のひだ)が張り出していると、汚れがたまりやすく蒸れや痛みの原因に。取り除くことで清潔を保ちやすくなります。

クリトリス包茎手術

クリトリス周囲に包皮がかぶっていると、刺激を感じにくい・不快感・臭いの原因に。不要な包皮を取り除くことで快適さを向上。

大陰唇たるみ除去手術

加齢や体重減少によりたるんだ大陰唇を整えることで、見た目だけでなく、下着の食い込みや擦れによる痛みも軽減できます。

デリケートゾーンの痛みに関するよくある質問

よくある質問

デリケートゾーンの痛みを放っておくとどうなりますか?

単なるかぶれと思っても、感染症や病気が隠れている可能性があります。放置すると慢性化したり、不妊や重篤な症状につながることもあるため、早めの受診を推奨します。

デリケートゾーンの痛みに市販薬は使えますか?

抗炎症作用のある市販薬で一時的に症状が和らぐこともありますが、根本的な解決にはなりません。特に感染症が原因の場合は、自己判断での使用は避けましょう。

更年期でデリケートゾーンがヒリヒリ痛むのはなぜですか?

女性ホルモンの減少により、膣の粘膜が萎縮し乾燥する「萎縮性膣炎」が原因の可能性があります。保湿やホルモン補充療法で改善が期待できるため、医師に相談を。

見た目のコンプレックスも相談できますか?

もちろんです。Days Beauty Clinicでは、見た目と機能の両面からサポートいたします。

まとめ

デリケートゾーンの痛みは、日常のケアで防げるものから、構造や年齢によるものまでさまざまです。
自己判断では改善しにくい症状には、美容医療による治療が効果的なケースも。

Days Beauty Clinicでは、小陰唇縮小・副皮除去・クリトリス包茎・大陰唇たるみ除去など、お悩みに応じた治療を、女性医師による丁寧なカウンセリングと技術でサポートします。

「こんなこと相談していいのかな」と思わずに、お気軽にご相談ください。
あなたの「快適」と「自信」を、美容医療で後押しします。


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この記事を監修したドクター
原田 浩光
統括院長

原田 浩光

Hiromitsu Harada

東京逓信病院形成外科や大手美容外科で、歴代トップの指名数を誇るなど豊富な経験を積み、2022年に新宿でDays Beauty Clinicを開院。目・鼻・輪郭の施術において高い技術を持ち、圧倒的な美的センスも兼ね備えている。 顔全体のバランスを見極め、患者様一人ひとりに最も魅力的なデザインを提案。「生まれ持った顔のように自然に仕上がる」「一番可愛く・美しくなるデザインを見つけてくれる」と、多くの支持を集めている。 左右差のない精緻なデザインや、美しいバランスへのこだわりを徹底しており、術中も細かな微調整を重ねる。その技術と姿勢は、他の医師の追随を許さない。 誠実なカウンセリングを大切にし、必要のない施術ははっきりと伝えるため、「原田先生にお任せしたい」と信頼を寄せる患者様も多い。 職人気質で、何事にもストイックに取り組む姿勢が特徴。 毎日30人以上の患者様が指名で訪れ、予約の取れない美容外科医として広く知られている。

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