メインビジュアル

COLUMN コラム

  • TOP
  • コラム一覧
  • 笑った時の頬肉が気になる方へ|セルフケアと美容施術のポイント
2025/10/29
  • 小顔

笑った時の頬肉が気になる方へ|セルフケアと美容施術のポイント

笑った時の頬肉が気になる方へ|セルフケアと美容施術のポイント

笑ったときに頬がふっくら盛り上がると、「顔が大きく見える」「写真に写る自分の顔が気になる」といった悩みを感じる方は少なくありません。頬肉の目立ち方には、脂肪や筋肉の状態、加齢によるたるみ、さらにはむくみや生活習慣といった、さまざまな要因が関わっています。そのため、「これをすればすぐに解消」という単純な方法だけではなく、原因に合わせたアプローチが大切です。

この記事では、笑ったときの頬肉が目立つ原因をわかりやすく解説するとともに、自宅で手軽にできる表情筋トレーニングやマッサージ、生活習慣の見直しから、美容医療を使った脂肪溶解注射や脂肪吸引、ボトックス注射まで、頬肉を目立たなくするための具体的な方法を幅広くご紹介します。

笑った時に頬肉が盛り上がる原因

笑ったときに頬がふっくら盛り上がると、顔が大きく見えたり、写真を撮ると気になったりすることがあります。頬肉が目立つ原因は一つではなく、脂肪・筋肉・加齢によるたるみ・むくみなど、複数の要素が絡んでいるのです。

ここでは、頬肉が目立つ原因を順にわかりやすく解説します。

脂肪による影響

頬のふくらみの大きな原因の一つは脂肪です。脂肪の位置や量によって、笑ったときの頬の盛り上がり方や顔の印象は変わります。

ここでは、頬にある代表的な脂肪「メーラーファット」「バッカルファット」「ジョールファット」を紹介し、それぞれが頬肉にどう影響するかを説明します。

バッカルファット除去とは

メーラーファット~頬骨とほうれい線の間の脂肪~

メーラーファットとは、頬骨のあたり、いわゆる「チーク部分」にある脂肪のことです。カウンセリングでは、よく「頬がふくらんで笑うのが恥ずかしい」「頬のふくらみで顔が大きく見える」といったお悩みを耳にします。

このメーラーファットを減らすことで、笑ったときの頬の盛り上がりを抑えたり、頬のたるみやほうれい線を目立ちにくくする効果が期待できます。無理に力を入れずに自然に笑ったときも、すっきりした印象を作れるのがポイントです。


バッカルファット~頬の奥の脂肪~

バッカルファットとは、頬の中央奥にある脂肪の塊で、頬脂肪体とも呼ばれます。簡単にいうと、口をすぼめたときに歯のあたりに触れる部分の脂肪です。

もともとはこめかみから頬骨のあたりにある脂肪ですが、年齢とともに下がってくることがあります。これが原因で、ほうれい線やマリオネットライン(口角からあごにかけての線)が目立つことも。

バッカルファットを減らすと、ブルドッグ顔のような下膨れのフェイスラインをすっきり整えることが期待できます。自然に若々しい印象を取り戻したい方に向いているアプローチです。

ジョールファット~口角の脂肪~

ジョールファットとは、口元の横から口角の下にかけてある脂肪のことです。

この部分の脂肪が厚いと、口まわりにたるみやもたつきが出やすくなります。また、口角が下がって見えたり、マリオネットライン(口角横からあごにかけてできる溝のようなしわ)が目立ったりすることも。

フェイスライン全体が下がって見え、下膨れやブルドッグ顔の印象を与えることもあります。ジョールファットは、年齢とともに出てくることもありますが、遺伝や骨格の影響で若い方でも目立つ場合があります。

筋肉・表情筋の影響

頬のふくらみは脂肪だけでなく、筋肉の状態も関係しています。日常の表情のクセや食事の仕方によって、頬の表情筋や咬筋が発達すると、笑ったときに頬がふっくら見えやすくなるのです。

ここでは、どの筋肉がどのように頬肉に影響するかをわかりやすく解説します。

大頬骨筋・小頬骨筋など表情筋の凝りや発達

頬骨のあたりには、「小頬骨筋」と「大頬骨筋」という表情筋があります。

・小頬骨筋は、片目をつぶったときに頬が少し盛り上がる筋肉です。

・頬骨筋は、口を「え」の形に開いたときに頬が盛り上がる筋肉です。

普段の表情のクセや食べ方のクセによって、これらの筋肉を無意識に使っていると、筋肉が通常より発達して頬がふっくら見えることがあります。つまり、同じ脂肪量でも、筋肉の発達によって笑ったときの頬のふくらみが強くなる場合があるのです。

咬筋(エラの筋肉)の発達

咬筋は、頬からあごにかけてついている筋肉で、「咀嚼筋」の一つです。主な働きは、下あごを上あごに引き上げる「かむ動作」です。普段の食事で物を噛むとき、この咬筋が大きく使われています。

咬筋が発達しすぎると、筋肉がふくらんで頬の一部がふくらみ、エラが張って見えることがあります。エラが目立つと輪郭が四角く見え、顔全体が大きく見える印象を与えることも。また、エラの張りによって実際の体型よりも顔が太って見えることもあり、見た目の悩みにつながることがあります。

加齢やたるみの影響

年齢とともに肌のハリや弾力が失われると、同じ脂肪量でも頬がよりふっくら見えやすくなります。加齢による脂肪や筋肉の変化、肌のたるみは、笑ったときの頬の印象に大きく関わります。

ここでは、年齢による変化が頬肉にどのように影響するかを見ていきましょう。

脂肪や筋肉量の減少

皮下脂肪は年齢や体重の変化により少しずつ下に下がるため、頬がふっくら盛り上がって見えることもあります。つまり、同じ脂肪量でも、肌のハリや弾力の低下によって、笑ったときの頬のふくらみが強調されやすくなるのです。


ハダの張り・弾力性の衰え

年齢を重ねると、肌のハリや弾力が徐々に失われていきます。すると、頬骨まわりにあるメーラーファットの上の皮膚がたるみやすくなり、ほうれい線が深くなるなど顔全体の印象にも影響します。

むくみ・生活習慣の影響

頬のふくらみは、脂肪や筋肉だけでなく、むくみも関係しています。水分や塩分の摂りすぎ、睡眠不足や血行不良など、日々の生活習慣によって頬のふくらみが一時的に目立つことがあるのです。

ここでは、むくみによって頬肉が目立つ仕組みをわかりやすく説明します。

塩分や水分バランス

塩分の摂りすぎやお酒の飲みすぎ、またもともとむくみやすい体質の方も原因になりやすいです。ただし、むくみは多くの場合一時的なものなので、生活習慣を見直すことで改善が期待できます。

睡眠不足、血行不良

睡眠が不足すると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、心臓などの働きが低下することがあります。その結果、血流が悪くなり、血液中の水分や老廃物がたまりやすくなって顔がむくむことがあるのです。

また、冷えによって血行が滞ると、老廃物や余分な水分がスムーズに排出されにくくなり、むくみがさらに起こりやすくなります。

頬肉を目立たなくするための対策

笑ったときにふっくらした頬が気になる場合でも、日常でできるケアや美容医療など、さまざまな方法で印象をすっきりさせることが可能です。ここでは、自宅で手軽にできるケアから専門的な美容医療まで、頬肉を目立たなくするための具体的な方法をご紹介します。

自宅でできるケア

頬のふくらみやむくみは、自宅で簡単にできる習慣やトレーニングでやわらげられます。無理なく続けられるケアを取り入れることで、笑ったときの頬の印象も自然に整えることが可能です。ここでは、表情筋トレーニング・マッサージ・生活習慣の見直しの3つの方法をご紹介します。

表情筋トレーニング

頬のふくらみがむくみと関係している場合は、顔の筋肉をやさしく鍛えるトレーニングがおすすめです。たとえば、口を閉じたまま舌を歯の外側に沿わせてゆっくり回す動きを繰り返す方法があります。

こうした表情筋トレーニングを続けることで、顔の血流やリンパの流れが良くなり、むくみをやわらげて頬がすっきり見える効果が期待できます。日常生活に取り入れやすい簡単な方法なので、無理なく続けやすいのもポイントです。

マッサージ

頬のふくらみをやわらげたいときは、マッサージも効果的です。エステサロンでフェイシャルケアを受けるのも一つの方法ですが、自宅でも手軽に行えます。

たとえば、小鼻の横あたりに人差し指を縦に置き、少し圧をかけながら上下に動かすマッサージです。この動きによって頬まわりの血流やリンパの流れがスムーズになり、むくみを軽減する効果が期待できます。

毎日のちょっとした習慣として取り入れることで、頬がすっきりした印象に近づけやすくなります。

生活習慣の見直し

頬のふくらみがむくみによる場合は、日々の生活習慣を少し見直すだけでも変化が期待できます。たとえば、塩分を控えめにしたり、栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。また、食べすぎを防ぐために、よく噛んでゆっくり食べることもポイントです。

こうした食生活の工夫は、頬に余分な脂肪やむくみがつきにくくなるだけでなく、顔全体のすっきり感にもつながります。日常に無理なく取り入れやすい方法なので、長く続けやすいのも魅力です。

美容医療によるアプローチ

自宅でのケアだけでは変化を感じにくい場合や、より確実に頬のふくらみを改善したい場合には、美容医療の力を借りる方法もあります。脂肪溶解注射や脂肪吸引、ボトックス注射など、頬肉やフェイスラインに直接アプローチできる治療法を紹介します。

自然な仕上がりを保ちながら、笑ったときの頬のふくらみをやわらげることが可能です。

脂肪溶解注射

頬のふくらみや頬肉が気になる場合、脂肪溶解注射(メソセラピー)という治療が選択肢の一つです。この方法はメスを使わず、注射で頬の脂肪をやさしく溶かす治療法。ダイエットでは落としにくい頬の脂肪にも効果的で、身体への負担が少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。

「短時間で顔の印象をすっきりさせたい」「自宅でのケアやトレーニングだけでは変化が感じにくい」という方に向いています。

脂肪吸引

頬のふくらみや頬肉をすっきりさせたい場合には、顔の脂肪吸引という方法があります。この施術は、頬や頬骨上、あご下などの皮下脂肪を、カニューレという極細の管を使って吸引し、除去する小顔整形の一つです。頬の脂肪が減ることで、笑ったときの頬のふくらみも目立ちにくくなります。

脂肪吸引の大きなメリットは、リバウンドしにくいことです。ダイエットでは脂肪細胞の大きさは減りますが、数は変わらないため、元の食生活に戻ると再び脂肪が増えやすくなります。一方、脂肪吸引では脂肪細胞そのものを取り除くため、通常の生活をしていれば元に戻ることはほとんどありません。

ボトックス注射

頬のふくらみや頬肉が気になる場合には、ボトックス注射という方法もあります。ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種で、筋肉の働きを一時的に抑えることで、表情による頬のふくらみや張りをやわらげる効果があるのです。特に、笑ったときや噛んだときに頬がふっくら見える方に適しています。

施術は、患者さんの表情のクセや筋肉の発達具合に合わせて、注入量や位置を調整するので、自然な表情を保ちながら頬の印象をすっきりさせることが可能です。極細の針を使うため、痛みや内出血も最小限に抑えられます。

顔の脂肪吸引の症例写真

まとめ

笑ったときの頬肉は、脂肪や筋肉、たるみ、むくみなど、さまざまな要因で目立ちやすくなります。自宅での表情筋トレーニングやマッサージ、生活習慣の工夫だけでも、自然にすっきりした印象を作ることが可能です。

さらに確実に変化を出したい場合は、脂肪溶解注射や脂肪吸引、ボトックス注射などの美容医療も有効です。自分に合った方法を取り入れて、笑ったときも自信を持てるフェイスラインを目指しましょう。

頬のふくらみや頬肉でお悩みの方は、Days Beauty Clinicへご相談ください。経験豊富な医師が丁寧にカウンセリングし、自然な仕上がりと安全性を重視した施術をご提案します。

自宅ケアでの改善が難しい方も、脂肪溶解注射・脂肪吸引・ボトックス注射など、ライフスタイルに合わせた方法でサポート可能です。笑ったときも自信を持てるフェイスラインを、一緒に目指しましょう。

【顔の脂肪吸引】について詳細はこちら

コラム⼀覧へ

関連する施術一覧へ

COLUMN 関連コラム 関連するコラムを紹介させていただきます。

クリニック⼀覧へ

カテゴリー

最新コラム

人気のコラム