- 二重埋没法
食い込みの深い二重を作るには?失敗しない方法と注意点を解説

10秒でわかる この記事の要約
二重の食い込みが浅い・弱いのは、まぶたの折り込み不足が原因
まぶたの脂肪やむくみ、皮膚の厚さ、眼瞼下垂、加齢などが主な要因
二重のり・テープ・フィルム化粧品、マッサージや上眼瞼挙筋エクササイズでセルフケアは可能
ただしセルフケアはまぶたへの負担や炎症リスクがあるため注意が必要
美容医療では埋没法・切開法・まぶたの脱脂・眼瞼下垂手術が代表的施術
施術は比較的安全で、ダウンタイムは数日〜1週間程度(切開はやや長め)
Days Beauty Clinicでは原因に合わせた二重施術を提案し、理想的な二重形成をサポートしている
目次
二重の食い込みが弱い原因は、1つではありません。食い込みの深い理想の二重を作るには、自分の原因を理解して、適切な方法でアプローチすることが重要です。
本記事では、二重の食い込みが弱い原因・自力で食い込みを深くするセルフケアの方法・おすすめの美容整形を紹介します。理想の二重を形成し、ずっと健康な目元でいられるための情報を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
二重の線が浅い・食い込みが弱い原因
二重は上眼瞼挙筋というまぶたを持ち上げる筋肉によって形成されます。上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚を持ち上げ、折り込むことで二重の線が形成されるのです。
そのため、二重の線が浅い・食い込みが弱いのは、まぶたの皮膚が持ち上げられていないか、うまく折り込まれていないことが原因だと考えられます。さらに具体的な原因を6つ紹介するため、自分に当てはまるものはどれか探してみてください。
生まれつき二重の線が薄い
上眼瞼挙筋はまぶたの皮膚とつながることで、まぶたを持ち上げます。そのため、生まれつき上眼瞼挙筋とまぶたの皮膚との癒着が弱い人は、二重の線が薄くなったり、日によっては一重になったりしてしまうのです。
セルフケアで上眼瞼挙筋とまぶたの皮膚の癒着を強くするのは難しいため、美容医療で改善を図るのがおすすめです。
まぶたの脂肪が多い
まぶたの脂肪が多いと、目を開けたときに皮膚がうまく折り込めず、二重の線が浅くなってしまいます。上眼瞼挙筋とまぶたの皮膚がつながっていても、脂肪が多くまぶたの皮膚が折り込めないと二重の線ができません。
体重が増加するとまぶたの脂肪が多くなることがあるため、体重を減らすとまぶたの脂肪が少なくなるかもしれません。
まぶたのむくみ
まぶたがむくんでいる状態になると、二重の線が浅くなったり、一重や三重になったりする可能性があります。まぶたのむくみは、アルコールや塩分の過剰摂取・眼精疲労・睡眠不足など様々な原因で引き起こされます。
まぶたのむくみは一時的な場合が多く、時間の経過とともに解消されるのが一般的です。しかし、むくみを繰り返すと皮膚が伸びてしまったまま戻らなくなる可能性があるため、注意してください。
まぶたの皮膚が厚い・硬い
皮膚が厚い・硬いまぶたは折り込みにくく、結果として二重の線が浅く見えることがあります。脂肪の多さとは別に、生まれつきまぶたの皮膚が厚かったり、硬かったりする人がいます。
また生まれつきだけでなく、まぶたが炎症を繰り返しているとまぶたの皮膚が硬くなる可能性があるため、二重のりや二重テープの使用によるまぶたの炎症には注意しましょう。
眼瞼下垂(まぶたを持ち上げる筋肉が弱い)
眼瞼下垂というまぶたの病気になっていると、きれいな二重でなくなるかもしれません。眼瞼下垂になるとまぶたが持ち上げられなくなって、しっかりと目を開けられません。
眼瞼下垂は、コンタクトレンズを装着するときにまぶたを引っ張ることによるまぶたへのダメージや、目を頻繁にこすることによるまぶたへのダメージなどによって引き起こされる場合があります。眼瞼下垂は手術で治せるため、症状が気になる人は手術も検討してみてください。
加齢によるたるみ
加齢によって上眼瞼挙筋が衰えたり、肌のハリや保水力が低下したりすると、まぶたのたるみが引き起こされます。たるんだまぶたが原因で、二重の線が消える可能性があります。
加齢によるまぶたのたるみの対策には、まぶたの保湿ケアが効果的です。一度たるんでしまったまぶたを戻すのは難しいため、早めのケアを心がけましょう。
自力で二重の食い込みを深くする方法
自力で二重の食い込みを深くするには様々な方法があります。二重のり・二重テープ・フィルムタイプの二重化粧品を使えば、物理的にまぶたの皮膚を接着して二重が形成できます。
むくみを取ってきれいな二重にしたい場合には、マッサージ・上眼瞼挙筋エクササイズが効果的です。それぞれの方法について、特徴やメリット・デメリットを詳しく説明します。
二重のり
二重にしたい線を決めて二重のりを使用すると、二重の食い込みを深くできます。二重にしたいラインにのりを付けて乾くまで放置し、のりが乾いたらプッシャーという専用の道具で二重の線を作るように軽く押し当てると、二重が形成できます。
二重のりを使う方法は、皮膚と皮膚を接着剤でくっつけるため、まぶたの皮膚が厚い人でも二重を作りやすく、初めての人でも比較的簡単に二重にできるでしょう。ただし、接着部分がわかりやすく、自然な二重を作りにくいというデメリットがあります。
二重テープ(アイテープ)
二重テープは、まぶた用のテープを貼ることで皮膚を奥に食い込ませて二重を形成するアイテムです。二重テープには、片面接着タイプ・両面接着タイプ・ファイバータイプの3種類があります。
どのタイプでも二重を形成したいラインに合わせて接着面を貼り付けることで二重を形成できます。二重のりと比べると、慣れるまでは使い方が難しく感じるかもしれません。しかし、慣れてしまえば二重のりよりも自然な二重を作ることが可能です。
フィルムタイプの二重化粧品
フィルムタイプの二重化粧品では、まぶたに液を塗って乾かすとフィルム状の皮膜ができ、その皮膜がまぶたを持ち上げることで二重が形成されます。薬剤の力で二重を形成するため、二重のりや二重テープよりもまぶたに負担がかかりません。
しかし、食い込みが弱かったり、水に弱かったりする場合が多いため、きれいな二重の形成や維持が難しい可能性があります。フィルムタイプの二重化粧品でも、まぶたへの負担がないわけではないため、使用した日はまぶたを丁寧にケアするようにしましょう。
マッサージで二重になれる?
まぶたのむくみなどが原因で二重でなくなってしまった場合は、マッサージで二重に戻る可能性があります。マッサージをすることで、目元の血行不良やむくみが改善して、ぱっちりした目を手に入れられるでしょう。
しかし、元から一重の人は筋肉の構造から変える必要があるため、マッサージのみで二重になるのは難しいとされています。強い力でのマッサージはまぶたを傷つける原因になるため、力加減に注意して適切な方法でマッサージをしてください。
上眼瞼挙筋エクササイズ
二重は、上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚を持ち上げて折り込むことで形成されます。そのため、上眼瞼挙筋を鍛えるエクササイズをすれば、きれいな二重のラインができるかもしれません。
しかし、筋肉の構造から変えることは難しいため、一重の人が上眼瞼挙筋エクササイズをして二重になることは難しいでしょう。上眼瞼挙筋エクササイズは眼瞼下垂の予防につながるため、予防目的での実践はおすすめします。
セルフケアの注意点
自力で二重の食い込みを深くできる二重のりや二重テープですが、まぶたに負担がかかるため、使用にはリスクが伴うことを理解しておきましょう。二重のりや二重テープを日常的に使用すると、まぶたが伸びて戻らなくなる可能性があります。
二重のりや二重テープを使用する際には、使わないお休みの日を意識的に作ること・目元の保湿ケアをすることを心がけましょう。また、のりやテープの接着部分が肌に合わずに炎症が起きた場合は、速やかに使用をやめるようにしてください。
マッサージや上眼瞼挙筋エクササイズの場合でも、適切でない方法で実施すると、まぶたの負担になる可能性があるため注意してください。セルフケアのリスクを理解して、まぶたへの負担が少なくて済む方法を心がけましょう。
美容整形で二重の食い込みを深くする方法
二重の食い込みを深くする美容整形としては、埋没法と切開法が一般的です。埋没法は糸をまぶたにとめる方法で、短時間に手軽にできるのが魅力。一方、切開法はメスで施術するため、理想の二重ラインを実現しやすく、効果が半永久的に持続するのが魅力です。
しかし、人によっては埋没法と切開法だけでなく、脱脂や眼瞼下垂の手術が必要な場合があります。それぞれの方法の特徴などについて詳しく説明しますので、美容整形をするときの参考にしてみてください。
埋没法
埋没法は針を使って糸をまぶたの皮膚にとめる方法です。埋没法で使う糸は細くてしなやかなため、傷が見えず抜糸の必要もありません。
さらに、元に戻したい場合は糸を取るだけで簡単に戻せます。メスを使わず、両目で10~15分と短時間で手軽にできるのが埋没法のメリットです。ダウンタイムも短いため、整形初心者でも挑戦しやすいでしょう。
切開法
切開法はメスでまぶたの皮膚を除去して縫合し、癒着させることで二重を形成します。切開法は理想の二重ラインが作りやすく、効果が半永久的に持続するのが特徴です。
しかし、埋没法よりもダウンタイムが長く、一度切ってしまった二重は元に戻せないため注意しましょう。施術時間は両目で30~45分程度で、施術1週間後に抜糸をする必要があります。
まぶたの脱脂
脱脂法はまぶたを数ミリ切開して作った基点から、余分な脂肪を取り除くことでまぶたをすっきり整えます。元のまぶたが厚く、埋没法や切開法で理想の二重が形成できなかった場合でも、まぶたの脱脂をすることで二重を形成できる可能性があります。
まぶたの脂肪が多く二重の線が浅くなっている人は、脱脂法のみで二重になるでしょう。しかし、それ以外の人は脱脂法のみで二重を形成するのは難しいため、脱脂法と埋没法を組み合わせたマイクロ切開法などの施術が必要になります。脱脂法の施術時間は約30~40分で数日後に抜糸が必要です。
眼瞼下垂手術
眼瞼下垂治療は、目を開ける筋肉を縫い縮めることで眼瞼下垂の症状を改善します。眼瞼下垂の可能性がある人は、二重整形ではなく眼瞼下垂の手術を受けましょう。
眼瞼下垂が原因で二重の食い込みが弱いと考えられている人は、この方法が有効です。眼瞼下垂は悪化すると日常生活に影響が出ることもあるため、二重したい場合だけでなく気になる症状がある人は手術を検討してみてください。
二重埋没法の症例写真

施術名二重整形-埋没法-
リスク☑腫れ:数日~1週間程度
☑内出⾎:稀に内出血が生じ、まぶたが赤紫色になる場合がある
但し、大抵の場合はメイクで隠せる程度
☑左右差:元の骨格や目の形によります
☑角膜損傷:ほぼ起きないが報告例あり
価格¥98,000~¥448,800
まとめ
二重の食い込みが弱い原因は人によって違います。二重の食い込みを深くするためには、原因に合わせたアプローチが必要なため、まずは自分の原因を理解しましょう。セルフケアや美容整形をする際には方法ごとの特徴やリスクを知って、どの方法が自分に合っているか比較検討しましょう。
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