- 二重整形
自然な二重まぶたを手に入れるには?セルフケアから整形まで解説

目次
目元は、顔全体の印象を大きく左右する重要なパーツです。中でも「自然な二重まぶた」は、目元に若々しさを与えるとされ、多くの方に人気があります。そんな自然な二重まぶたを手に入れるには、自分で行うセルフケアによる癖付けから、美容整形による施術まで、方法はさまざまです。
本記事では、自然な印象を与える二重まぶたの特徴とともに、セルフケアと美容整形それぞれの具体的な方法を解説します。自然な二重まぶたを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
自然な二重まぶたとは?──“自然さ”の定義と理想のバランス
結論、自然な二重まぶたに明確な定義はありません。ただし、目元や顔全体の印象に違和感がなければ、自然な二重とされるのが一般的です。ここからは、自然に見える二重まぶたの一般的な特徴や、バランスの取り方について詳しく解説します。
「自然に見える」とはどういうことか?
自然に見える二重まぶたとは、目元や顔全体の印象に違和感がなく、自然になじんでいる状態を指します。例えば、二重幅が広すぎず、まぶたの厚みに合ったバランスで、二重のラインがゆるやかな曲線を描いていると、自然に見えやすくなります。
また、目の開閉に合わせて二重のラインがスムーズに動き、表情の動きと連動している点も、ナチュラルな印象を与える要素です。
自分に合ったデザインとは?「顔全体とのバランス」も重要
「この二重まぶたにしたい」と思っても、そのデザインが自然になじむとは限りません。そのため、顔全体とのバランスを見ながら、自分に合うデザインを選びましょう。二重まぶたには、大きく「末広型」「平行型」「ミックス型」の3種類があります。
どのデザインが合うかは、まぶたの形や厚み、目が奥と手前どちらに出ているかなど、さまざまな要因に左右されます。また、二重の幅が広すぎると眠たそうな印象を与えてしまうため、ナチュラルな仕上がりを重視するなら、目元だけでなく顔全体のバランスも意識するのがポイントです。
セルフケアで自然な二重はつくれる?──癖がつきやすい人・つきにくい人
日々の積み重ねによって、セルフケアでも自然な二重まぶたを手に入れることは可能です。ただし、効果が出やすいかどうかは、まぶたの状態によって異なります。ここからは、二重の癖がつきやすい人とつきにくい人の特徴をそれぞれ解説します。
二重の癖がつきやすい人の特徴
セルフケアで二重の癖がつきやすい人は、まぶたの形や厚みに2つの特徴があります。もちろん、効果の出方には個人差がありますが、自分のまぶたの特徴を理解し、セルフケアを続けることで理想の二重に近づける可能性が高まります。
まぶたが比較的薄い
まぶたが薄い人は、皮膚が折れやすいため、二重ラインの癖が定着しやすくなります。まぶたの薄さは、まぶたを閉じて黒目を左右に動かしたときに、その動きが表面に見えるかどうかで、簡単にチェックできます。ぜひ第三者に見てもらうか、スマートフォンの自撮りモードでチェックしましょう。
うっすらと二重ラインがある
目を閉じたときや、まばたきしたときにうっすらと二重ラインが見える人は、すでに二重の土台ができている状態といえます。そのラインに沿ってセルフケアを続けると、より自然な形で二重まぶたが定着しやすくなります。
二重の癖がつきにくい人の特徴
セルフケアを試しても、なかなか二重の癖がつきにくい人もいます。その原因の多くは、まぶたの形や状態によるもので、大きく2つの特徴に分けられます。
まぶたの構造的に二重になりづらい
まぶたの構造によっては、そもそもセルフケアで二重ラインを定着させるのが難しい場合があります。具体的には、上まぶたに近い「挙筋腱膜」という筋肉がうまく機能していないと、皮膚が折り込まれず、二重ラインが形成されにくくなります。主に、生まれつき一重まぶたである人に該当する特徴です。
むくみや脂肪が多い
むくみやすい体質や、まぶたに脂肪が多い人の場合は、まぶたの厚みで二重ラインが押し返されてしまい、癖がつきにくくなります。とはいえ、生活習慣の見直しで改善できるケースも少なくありません。
例えばむくみは、塩分や冷えの影響を受けやすいため、食生活の改善やマッサージを意識するのがおすすめです。まぶたに脂肪が多い人に関しても、ダイエットすると全体的な脂肪の減少とあわせて、まぶたの脂肪が減少する可能性があります。
二重を癖付ける為のセルフケア方法
二重ラインを癖づけるセルフケアには、いくつかの方法があります。ここでは、代表的なセルフケア方法を3つ紹介します。
日中のメイク時間や夜のスキンケアタイムなど、生活のさまざまなシーンで取り入れられるのが、セルフケアの魅力です。ぜひ自分の生活スタイルやまぶたの状態に合わせて、無理なく普段のケアに取り入れてみてください。
二重メイク
日中のメイクで二重を作る場合、多くの方が取り入れているのが「二重のり」です。二重のりには、テープタイプ・接着タイプ・皮膜タイプの3種類があり、それぞれ適したまぶたの形や仕上がりに違いがあります。テープタイプは粘着力が高く、まぶたが厚い方におすすめです。
接着タイプは、まぶたをのりで貼り付けて二重を作ります。失敗してもやり直せるため、初心者の方にも向いています。透明な膜を作って二重にする皮膜タイプは、自然な仕上がりで、薄いまぶたの方におすすめです。
二重のりそれぞれの特徴を理解して選び、二重メイクの完成度を高めましょう。
夜用の癖付けグッズ
時間を有効活用するために、寝ている間につける「夜用二重のり」もおすすめです。長時間つけるのを考慮して、肌にやさしい素材で作られているものが多く、初心者でも取り入れやすいのが特徴です。
ただし、接着力の弱いものだと、寝返りを打つ間に取れる場合もあるため、どの程度接着力があるかあらかじめチェックしておきましょう。また、商品によっては、汗や皮脂に弱いものもあるため、口コミやレビューも参考にして選ぶのがおすすめです。
マッサージやスキンケア
まぶたのむくみを取って二重を作るには、マッサージやスキンケアが効果的です。特に、目元の皮膚はデリケートなので、専用のスキンケアで保湿しながら、優しくマッサージするのが大切です。
日々の丁寧なケアを継続すれば、まぶたが柔らかくなり、二重の癖がつきやすくなる可能性があります。ただし、早く二重の癖をつけたいからといって、過度に強い力でマッサージしてしまうと、眼球や皮膚を傷付ける可能性があるため、十分注意しましょう。
セルフケアのメリット・デメリット
セルフケアで二重を目指す方法には、メリットもあればデメリットもあります。特にセルフケアは、手軽に始められる一方で、毎回メイクしなければならなかったり、すぐに効果が現れなかったりと、継続に工夫が必要な面があります。
そのため、セルフケアを無理なく続けるためにも、事前にメリットとデメリットの両方をしっかり把握しておきましょう。
メリット
セルフケアする場合の大きなメリットは、時間やタイミングを気にせず、自分のペースで無理なく取り組める点です。さらに、二重のりやマッサージ、スキンケアなどは比較的コストもかからず、学生から大人まで、道具さえあれば自宅で簡単に始められるのも嬉しいポイント。
また、セルフケアを継続すると、自分のまぶたの特徴や変化に気づきやすくなる点も魅力のひとつです。自分に合ったケア方法を見つけやすくなり、美容に対する意識も高まります。
デメリット
個人差はありますが、セルフケアで二重を作るには、時間のかかる場合が多々あります。また、肌に合わない商品を使い続けると、肌トラブルを引き起こす原因にもなりかねません。
特に、敏感肌の方は、刺激の少ない商品選びや正しい使い方を心がけましょう。加えて、間違った使い方や過剰なケアを続けてしまうと、まぶたに負担がかかり、かえって二重が定着しにくくなるおそれもあります。
美容整形で叶える自然な二重まぶた
セルフケアだけでは理想の二重まぶたに近づけない場合、「美容整形」という選択肢もあります。最近では、ナチュラルな仕上がりを重視した施術が増えており、周囲に気づかれにくい自然な二重を目指すのも可能です。
ここでは、代表的な3つの施術方法をご紹介します。
埋没法
埋没法は、医療用の細い糸を使ってまぶたの内側を留め、二重ラインを作る施術方法です。メスを使わず短時間で施術ができるうえ、ダウンタイムも比較的短いため、気軽に受けやすい施術といえます。
特に、まぶたが薄めの方や、まずは試してみたい方におすすめです。ただし、糸が緩むと二重ラインが戻ってしまう可能性もあるため、まぶたに厚みがある方は、注意が必要です。
切開法
切開法は、まぶたを切開して二重ラインを作る施術方法です。まぶたの脂肪や皮膚のたるみが気になる方に向いており、半永久的に二重ラインを保てるメリットがあります。ダウンタイムは、埋没法よりも長くなりますが、二重ラインの位置を細かく調整できるため、理想のデザインをしっかり形にしやすい施術です。
また、病院によってはまぶた全体を切らず、部分的に切開する施術も存在します。もし、術後の腫れや内出血が気になる方は、事前にチェックしておきましょう。
自然癒着法
極細の針と専用の糸を使用して、まぶたの内部にごく小さな穴をあけ、そこから自然に組織同士が癒着する力を利用して二重ラインを形成する施術方法です。糸で強く結ぶのではなく、組織の癒着を促すため、仕上がりがよりナチュラルで持続性も高いのが特徴です。
まぶたへの負担が少ないため、腫れや痛みが抑えられやすく、術後のダウンタイムも比較的短く済みます。「切るのはなるべく避けたいけれど、より長持ちする方法がいい」という方に人気の施術です。
二重整形の症例写真

施術名二重整形-埋没法-
リスク☑腫れ:数日~1週間程度
☑内出⾎:稀に内出血が生じ、まぶたが赤紫色になる場合がある
但し、大抵の場合はメイクで隠せる程度
☑左右差:元の骨格や目の形によります
☑角膜損傷:ほぼ起きないが報告例あり
価格¥98,000~¥448,800
まとめ
自然な二重まぶたを手に入れるには、セルフケアから美容整形までさまざまな方法があります。セルフケアで二重まぶたを作る場合、二重のりの活用やマッサージなど、日々丁寧な二重の癖づけが必要です。
ただし、まぶたの構造上、セルフケアではどうしても二重の癖がつかない方もいらっしゃいます。その場合は、美容整形もひとつの選択肢です。
二重になるための美容整形には、糸でまぶたを留める「埋没法」、皮膚を切開してラインを形成する「切開法」、組織同士の癒着を利用する「自然癒着法」といった方法があり、それぞれ適したまぶたの状態やダウンタイムの長さが異なるのです。
当クリニックのカウンセリングでは、まぶたの厚みや筋肉のつき方、現在のお悩みなどを丁寧に確認したうえで、自然な仕上がりになる方法をご案内いたします。施術を検討している段階でも、ご不安な点や疑問点があれば、お気軽にご相談いただけます。まずは、ぜひご自分のまぶたの特徴を知ることから始めてみましょう。
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