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痩せてるのに二重顎になる原因とは?セルフケアと美容医療で解消

目次
「痩せているのに、なぜかあご下だけ二重顎になってしまう…」そんな悩みを抱えている方は意外と多くいます。二重顎は、体脂肪の量だけでなく、骨格の形や皮膚のたるみ、むくみ、日常の姿勢など、さまざまな要素が影響しています。
そのため、ダイエットだけでは思うように改善できないこともありますが、生活習慣の見直しやセルフケア、さらに美容医療を組み合わせることで、あご下のラインをすっきり整えることが可能です。
この記事では、痩せている方でも二重顎が目立つ原因を解説したうえで、自宅でできる簡単なセルフケアやマッサージ方法、さらに美容医療での解消法までを幅広く紹介します。
痩せているのに二重顎になる主な原因
二重顎は必ずしも脂肪の量だけが原因ではなく、骨格の形や皮膚のたるみ、むくみ、日常の姿勢など、さまざまな要素が関係しています。
ここでは、痩せている方でも二重顎が目立ちやすくなる主な原因をわかりやすく解説。原因を知ることで、セルフケアや生活習慣の改善、美容医療の選択にも役立てられるでしょう。
骨格・あごの小ささ
あごの骨が小さかったり、後ろに下がっていたりすると、どうしてもあご下のラインに脂肪や皮膚がたまりやすくなります。このタイプは、たとえ体全体の脂肪が少なくても二重顎が目立つことがあります。骨格が原因の場合、セルフケアだけでは完全に解消するのは難しいこともありますが、工夫次第で印象を改善することは可能です。
皮下脂肪の蓄積
体重が増えたり脂肪が多くなると、あごや首まわりに脂肪がつきやすくなります。体のほかの部分と同じように、脂肪細胞が増えるとあご下にも脂肪の層ができ、二重顎の原因になる可能性があるのです。
特に肥満の方に目立ちやすいですが、体重が多くなくても、あご下に脂肪が集まって二重顎が現れることもあります。
皮膚・筋肉のたるみ
年齢を重ねると、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減り、皮膚が少しずつたるんでしまいます。その結果、あご下のラインがぼんやりして二重顎が目立ちやすくなることがあります。
脂肪が少なくても、皮膚のたるみだけで二重顎ができることもあるので注意が必要です。さらに、急に体重が減ると余った皮膚があご下に残ることもあり、これも二重顎の原因の一つです。
姿勢の悪さ・ストレートネック
スマートフォンやパソコンを長時間使うと、つい首が前に傾きがちになります。この姿勢が続くと、首まわりの筋肉が弱くなり、いわゆる「ストレートネック」になりやすくなります。
首の筋肉が衰えると、あご下の脂肪やたるみが目立ちやすくなり、二重顎の原因になることもあるのです。日頃から姿勢を意識するだけでも、あご下の印象をやわらげる効果が期待できます。

顔のむくみ・生活習慣
塩分の多い食事やお酒の飲みすぎ、睡眠不足、ストレスなどは、体の水分バランスに影響して、あご下にもむくみが出やすくなります。
特に夜は横になることで重力の影響が少なくなり、顔や手などに水分がたまりやすくなります。そのため、朝起きたときに二重顎がいつもより目立つ場合は、むくみが原因のことが多いです。
自宅でできるセルフケア・生活習慣の改善
二重顎は、生活習慣や日々のちょっとしたクセによっても目立ちやすくなります。自宅で手軽にできるセルフケアや生活習慣の見直しを取り入れるだけでも、あご下の印象をすっきりさせることが可能です。
ここでは、姿勢の改善、筋肉トレーニング、食生活、運動といったポイントをわかりやすく紹介します。毎日の習慣として少しずつ取り入れることで、無理なく二重顎対策ができます。
姿勢を正す
二重顎を目立たなくするために、まず簡単にできるのは「姿勢を整えること」です。背筋を伸ばして正しい姿勢を意識すると、血液やリンパの流れがスムーズになり、老廃物が流れやすくなります。また、スマホやパソコンの画面は目の高さに合わせると、首や肩への負担を減らせます。座っているときに頬杖をつくクセも避けるようにしましょう。
顔・首周りの筋肉を鍛える
隙間時間にできる簡単な表情筋トレーニングで、あごや首まわりの筋肉を意識的に動かすことも大切です。
例えば、斜め上を見ながら口を大きく動かし、五十音を声に出して言うだけでも口まわりの筋肉をしっかり使えます。また、よく笑うことも表情筋をたくさん動かす良いトレーニングです。
休日などで人と話す機会が少ないときは、お笑い動画や楽しい動画を見て思い切り笑うだけでも、あご下の印象をやわらげる効果があります。
食生活の見直し
摂取カロリーが多く、消費カロリーが少ないと、あご下に脂肪がつきやすくなります。揚げ物や脂っこいもの、塩分の多い食品は控えめにして、野菜やタンパク質をしっかり取り入れる食事を意識しましょう。また、柔らかいものばかり食べずに、よく噛む食事を心がけると、あごの筋肉も自然に鍛えられます。
むくみが原因で二重顎になっている場合は、特に塩分の摂りすぎに注意が必要です。お酒を飲みながら食事をする機会が多い方は、食べるものや量にも気を配ると良いでしょう。
さらに、むくみ予防にはカリウムと水分の補給が効果的です。アボカドやバナナ、納豆などカリウムを多く含む食品を取り入れ、こまめに水分を摂ることで余分な塩分を体の外に出す手助けになります。
適度な運動
全身の運動で体重や体脂肪を減らすことは、二重顎を目立たなくするためにも効果的です。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は、血流やリンパの流れを良くし、脂肪の燃焼を助けます。
無理なく続けることでリバウンドしにくい体質に整えることもできるため、セルフケアや食生活の見直しと合わせて取り入れるのがおすすめです。
痩せてる二重顎の方向けセルフケアマッサージ
痩せているのにあご下が気になる方は、脂肪だけでなくむくみや筋肉のゆるみが原因になっていることがあります。そんな方には、自宅でできるセルフケアマッサージがおすすめです。
リンパの流れを整えたり、あごまわりの筋肉を鍛えたりすることで、二重顎の印象をやわらげ、すっきりしたフェイスラインに近づけられます。ここでは、リンパマッサージと舌トレーニングの方法をわかりやすく紹介します。
顎ラインリンパマッサージ
あごまわりにむくみがたまると、老廃物が流れにくくなり、脂肪もつきやすくなります。そんなときは、リンパマッサージで血流を促し、余分な水分や老廃物を流すのが効果的です。マッサージを行う際は、クリームや乳液を使って肌の摩擦を防ぐようにしましょう。
マッサージの手順
・首やフェイスラインにクリームを塗り、肌への摩擦を防ぎます
・右手で左あご下から耳の下に向かって、フェイスラインに沿ってやさしく引き上げます
・そのまま耳の下から首の横を通り、鎖骨のくぼみまでリンパをゆっくり流します
・反対側も同じ流れで行いましょう

舌トレーニング
あごまわりや二重顎は、筋肉を意識して鍛えることで引き締められます。毎日少しずつ続けることで、効果が出やすくなるので、習慣に取り入れるのがおすすめです。
舌トレーニングの手順
・鎖骨の下に手をそっと添えて支えます
・顎をゆっくり上げながら、首を後ろに倒して前側の筋肉をやさしく伸ばします
・そのまま舌をできるだけ上に突き出し、数秒間キープします
・顎が疲れたら舌を戻し、顔を正面に戻します
・この一連の動作を5〜10回繰り返します
美容医療での解消法
二重顎を根本的にすっきりさせたい場合は、自宅でのセルフケアだけでなく、美容医療を活用する方法もあります。
ここでは、あご下の脂肪やたるみ、筋肉の張りにアプローチできる代表的な美容医療の方法をわかりやすく紹介します。忙しい方でも取り入れやすい施術や、ダウンタイムが少ない方法もあるので、自分に合ったケアを見つける参考にしてください。
脂肪溶解注射
二重顎をすっきりさせたい場合に注目されるのが、脂肪溶解注射です。メスを使わずに注射で脂肪を溶かす方法で、メソセラピーとも呼ばれています。
部分的に薬剤を注入するので、ダイエットではなかなか痩せにくいあご下の脂肪にも効果的です。脂肪吸引のような手術に比べて体への負担が少なく、施術後のダウンタイムも短いのが特徴です。
施術は注射だけなので、終わったらすぐに帰宅でき、普段の生活や仕事、学校にほとんど影響がありません。翌日から出勤や登校も可能なため、忙しい方でも取り入れやすい方法です。
脂肪吸引
二重顎をしっかり解消したい場合に選ばれる方法の一つが、顔の脂肪吸引です。頬や頬骨上、あご下の余分な脂肪を、カニューレと呼ばれる細い吸引管で取り除くことで、フェイスラインをすっきり整える小顔治療の一つです。
脂肪吸引の大きなメリットは、リバウンドがほとんどないこと。脂肪吸引では脂肪細胞そのものを取り除くため、通常の生活をしていれば元の太さに戻る心配がほとんどありません。
特に、何をやっても二重顎が解消されなかった方におすすめです。あご下やエラ下の脂肪を取り除くことで、自然なシャープなラインが作れます。希望の仕上がりと実際に作れるラインの差は、カウンセリング時にしっかり相談することが大切です。

HIFU(ハイフ)
二重顎や顔のたるみをケアしたい方におすすめなのが、HIFU(ハイフ)です。HIFUは、皮膚の表面やまわりの組織にダメージを与えず、高エネルギーの超音波を使って、顔のリフトアップやたるみの改善を目指す施術です。
表在性筋膜や皮下脂肪に働きかけることで、あご下のたるみや二重顎をすっきり整える効果が期待できます。1回の施術でも変化を感じやすく、施術直後から効果を実感できる方も。
さらに、施術から2〜3か月ほどでコラーゲンが再生され、徐々にフェイスラインが引き締まり、より自然な変化を楽しめます。

糸リフト
二重顎をすっきりさせたい方におすすめの方法の一つが、糸リフトです。糸リフトは、切開手術のように大がかりな手術をせずに、体内で吸収される特殊な糸を使ってたるみを引き上げ、フェイスラインやあご下の印象を整える施術です。
二重顎の改善には通常2~3本の糸を使用しますが、状態によっては1本でも効果が期待できることがあります。使用する糸の本数は、お悩みの程度に合わせて医師と相談して決めていきます。
施術は麻酔を行い、特殊な針で糸を挿入した後、針だけを抜く方法なので、内出血のリスクが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
ボトックス注射
二重顎やあご下のラインを整えたい方に注目されるのが、ボトックス注射です。ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質で、筋肉の動きを一時的にやわらげる働きがあります。この性質を利用して、表情じわや筋肉の張りによる顔のふくらみを抑える施術としても使われているのです。
34Gの極細針を使うため、痛みや内出血も最小限に抑えられます。希望に応じて笑気麻酔や表面麻酔を追加することも可能です。
顔のエラ部分にある咬筋に注入すると、筋肉の張りがやわらぎ、フェイスラインが引き締まって見える効果があります。ただし、骨格によるエラ張りの場合はボトックスでは改善が難しいため、施術前に医師による診断を受けることが大切です。
顔の脂肪吸引の症例写真
まとめ
痩せているのに二重顎が目立つ原因は、脂肪だけでなく骨格の形や皮膚のたるみ、むくみ、姿勢などさまざまです。姿勢を整える、顔や首の筋肉を鍛える、食生活や運動を見直すなどのセルフケアでも、あご下の印象をやわらげられます。
よりしっかり改善したい場合は、脂肪溶解注射やHIFU、糸リフト、ボトックス注射などの美容医療も有効です。自分に合った方法を取り入れることが、すっきりしたフェイスラインへの近道です。
Days beauty Clinicでは、二重顎やあご下のたるみに対して、脂肪溶解注射、脂肪吸引、HIFU、糸リフト、ボトックス注射など幅広い施術をご提供しています。経験豊富な医師が一人ひとりの状態に合わせて最適なプランをご提案。ダウンタイムも少なく、日常生活への影響を抑えて施術できます。
あご下の悩みを根本から改善して、自然でシャープなフェイスラインを目指したい方は、ぜひご相談ください。
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