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忘れ鼻とは?主張しすぎない自然な美しさが際立つ美人顔の特徴

目次
かつては鼻筋がスッと通った高い鼻がもてはやされ、女優やアイドルの鼻形を真似して美容医療を受ける女性が多くいました。ところが近年のトレンドは、主張しない、目立ち過ぎない「忘れ鼻」なのです。
忘れ鼻は、主張し過ぎないからこそ、目や口などと馴染んで、ナチュラルに整った美しさを際立たせる鼻のことです。そこでこの記事では、忘れ鼻の特徴・ポイントや、忘れ鼻を実現するための美容医療について詳しく解説していきます。
忘れ鼻とは?意味と由来
「忘れ鼻」は、目や口などとナチュラルに馴染んで、主張し過ぎず悪目立ちしない鼻を指します。顔のパーツの中で存在感があり過ぎる鼻は、人工的な印象を与えやすく、目や口とのパーツとの均衡が取りにくい、男性的で力強い印象を与えやすい傾向にあります。
また、特徴的過ぎて目立つ鼻は、視線が集中し過ぎてコンプレックスが強まりかねません。一方で他の顔のパーツと馴染んで目立ち過ぎない忘れ鼻は、ナチュラルで目や口などの良さを引き立たせる理想的な鼻として注目を集めています。
かつて鼻といえば、「高くて鼻筋が通った鼻」が理想だとされていました。ところが美容系のインフルエンサーや整形アカウントの投稿によって、よりナチュラルで調和的、派手過ぎない「忘れ鼻」が新たな理想像として注目されるようになったのです。
忘れ鼻の特徴:美人顔に見える5つのポイント
美人顔に見える忘れ鼻は、「鼻筋が自然」「小鼻が小さい」「鼻先がシャープで自然」「鼻の穴が目立たない」「顔全体、特に横顔のバランスが良い」の、5つのポイントによって実現します。
鼻筋が自然
スッと通った鼻筋は、忘れ鼻における重要なポイントの一つです。ただし、まっすぐ通っていながらも、過度に高過ぎたり直線的過ぎたりする鼻筋は目立ち過ぎてしまいます。横から見た時に顔全体の骨格に沿った、額から鼻筋・鼻先と顎を結ぶEラインも自然な鼻筋が理想的でしょう
小鼻が小さい
大きく広がった小鼻は、顔の中心で目立ってしまい、鼻全体の印象を強めてしまいます。目や口との均衡がとれた忘れ鼻にするには、ほどよく引き締まっていて、正面から見た時も存在感の控えめな小鼻が理想です。正面から見るだけでなく、横や斜め、笑った時の広がりも考慮して控えめに映るバランスがポイントです。

鼻先がシャープで自然
忘れ鼻の鼻先は、丸くなくシャープなのが特徴です。ただし、シャープでありながらも尖り過ぎていない、丸みをわずかに残しつつもすっきりした鼻先が理想的です。そして、何よりも不自然さのない、ナチュラルな鼻先でなければ、忘れ鼻とは呼べません。
鼻の穴が目立たない
正面から見た時に鼻の穴が目立ち過ぎない点も、忘れ鼻に欠かせないポイントです。角度や向きによって、鼻の穴はどうしても目立ってしまうものです。忘れ鼻は、目立ってしまう部分が自然に隠れて、控えめで清潔感のある印象を与えます。
顔全体、特に横顔のバランスが良い
忘れ鼻は決まった形があるわけでなく、あくまでその人の顔全体における均衡が重要です。特に横顔を見た時に、鼻・唇・顎のラインが滑らかでバランスが良いと、洗練された美しさを感じられます。
忘れ鼻にするには、鼻の高さ・形で横顔の均衡を整えるようにします。たとえ高くて形の良い鼻であっても、横顔の均衡が悪いと鼻だけ浮いてしまってトータルで見た時に美しくありません。

忘れ鼻が与える印象
忘れ鼻は、相手に清楚で上品な印象を与えるとともに、メイクが映えてすっぴんでも垢抜けて見える魅力があります。
清楚で上品な印象
忘れ鼻は、派手さを抑えられて品の良い、清楚で上品な印象を与えられます。鼻が主張していると力強い印象を与えがちです。
また、特徴的な形の鼻は、個性的なイメージがつきやすいものです。目や口と馴染んで均衡の良い忘れ鼻なら、見る人に安心感や好印象、清楚さや上品な印象を与えられます。
メイクが映え、すっぴんでも垢抜けた印象
忘れ鼻は、土台となる素顔の状態でも鼻の印象が薄いため、アイメイクやリップメイクの印象が引き立ちやすく、どのようなメイクも映えるでしょう。また、メイクをしない状態でも顔立ちや均衡が整って見えるため、すっぴんでも垢抜けた印象を与えます。
忘れ鼻に近づくための美容医療
忘れ鼻のようなナチュラルで整った鼻を実現させるには、美容医療を活用して現在の鼻を全体との均衡を取りながら整えるのがおすすめです。忘れ鼻を実現するための美容医療には、鼻筋を整える「隆鼻術」や小鼻を目立たなくさせる「小鼻縮小」、鼻先を整える「鼻尖形成」などがあります。まずは手始めに、プチ整形として「ヒアルロン酸注入」で鼻筋を整えるのもおすすめです。
隆鼻術
隆鼻術は、鼻筋を整える施術です。ヒアルロン酸やプロテーゼを用いて高さや形を整えることで、低い鼻筋や凹凸が気になる鼻筋を改善します。ただし、あまり高くし過ぎると、忘れ鼻からは遠ざかってしまうため、あくまでナチュラルな鼻筋を目指し、額から鼻先までのカーブをナチュラルにするのがポイントです。
特に鼻の付け根から急に高くし過ぎると、額との境目がくっきりし過ぎて整形した感じが強くなってしまいます。ヒアルロン酸を注入するなら、必要最低限の量を注入するようにして、ナチュラルな立体感になるように調整する必要があります。プロテーゼを入れる場合でも、控えめなS字カーブにとどめておくのが、忘れ鼻を実現させるポイントです。
隆鼻術を受ける際には、鼻根から鼻先まで全体的な均衡を確認しながら、高さを出し過ぎずナチュラルな曲線になるよう確認しながら施術してもらう必要があります。
小鼻縮小
小鼻縮小術は、広がった小鼻を縮小させる施術です。鼻の横幅が広がっている、笑った時に小鼻が広がってしまうといった悩みを改善できます。小鼻の張り出しを軽減すれば、清潔感のある上品な印象の鼻になります。小鼻縮小術を行うと小鼻が小さく、横に広がらないようになるため、鼻のボリュームが適度に抑えられ、全体の均衡が整い忘れ鼻が実現するのです。
小鼻縮小術の施術には、鼻の内側を切開して小鼻が目立たない幅に調整する方法や、外側から小鼻の余分な皮膚を取り除く方法などがあります。小鼻を単に小さく見せるのではなく、顔全体との均衡を考えながら、鼻孔の形も保ちつつ小鼻の幅を狭める技術が必要です。

鼻尖形成
鼻尖形成は、鼻先の形を整える施術です。丸みを帯びた鼻先は可愛らしい印象、尖った鼻はシャープな印象を与えるものの、特徴的な鼻先は人に与える印象が強くなってしまいます。尖らせ過ぎると人工的な印象になってしまうため、忘れ鼻にするには、適度な丸みを残しつつ、ややシャープに整えるのがポイントです。
理想の鼻先を実現するには、鼻尖形成をする前に、鼻先を細く高くするだけでなく、横から見た均衡・鼻の穴の見え方・小鼻の広さなどを総合的に見極めながら鼻先のデザインを決定しなければなりません。
鼻ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を注入して鼻筋を整える施術なら、メスを使わず鼻筋を手軽に整えられます。ダウンタイムも短く、気軽に変化を実感できると人気の施術です。忘れ鼻を目指す際に、まずはプチ整形から試したい人にもおすすめです。
ヒアルロン酸注入で忘れ鼻を目指す場合は、高さを出すことよりも、鼻全体のラインをなめらかにつなげるためにヒアルロン酸を使用します。鼻根部から鼻先にかけてのラインが滑らかになるようにしながら、ごく少量を丁寧に注入するのがポイントです。
多く注入してしまうと鼻の存在感が強調されるようになり、忘れ鼻のやわらかで上品な印象から遠ざかってしまいかねません。一人ひとりの顔立ちに合わせて、ミリ単位で注入してくれるクリニックを探すといいでしょう。

忘れ鼻をデザインする際のポイント
忘れ鼻を理想的にデザインするには、カウンセリングの段階で目・口・フェイスラインとの均衡を重視すること、その人の持つ骨格や横顔など、その人本来の魅力を活かすことが重要です。
目・口・フェイスラインとのバランスを重視
忘れ鼻を実現する上で重要なのが、鼻単体の形ではなく、顔全体の均衡を整えることです。鼻だけ理想の形に整えても、目や口、フェイスラインとの調和がとれていなければ、不自然な印象になってしまいます。
たとえば、目と目の距離が狭い人が鼻筋を細くし過ぎると、顔全体の印象が窮屈になってしまいかねません。逆にフェイスラインが丸い人が鼻を高くし過ぎると、顔全体の印象の中で鼻だけシャープになり、浮いてしまうこともあります。
そのため、カウンセリングで目・口・頬骨・顎と鼻の位置関係を考慮しつつ、どこから見てもナチュラルなラインを検討するのが重要です。
また、横顔のEラインを整えることも、忘れ鼻の重要な条件です。鼻筋だけが際立つことなく、唇や顎などとの均衡がとれたラインに仕上げることで、全体的にやわらかく上品な印象が実現します。

骨格や横顔等、その人本来の魅力を生かす
忘れ鼻は、特定のデザインが決まっているわけではありません。そのため、誰でも同じ形に整えれば、美しい忘れ鼻になるわけではないのです。鼻の施術を受ける際に、モデルやアイドルなどの鼻を挙げて「同じような忘れ鼻にしてほしい」という人も多いものです。
また、せっかく施術を受けるのであれば少しでも高くしたい、少しでも通った鼻筋にしたいなどと考える人も少なくありません。しかし、忘れ鼻は、一人ひとり違う顔立ちや骨格、輪郭や表情の癖などに合わせたデザインにすることで、初めてナチュラルで美しい忘れ鼻が実現するのです。
たとえば、丸みのあるフェイスラインの人は、鼻先にほんの少し丸みを残すことで、顔全体としての調和がとれた仕上がりになります。シャープな輪郭を持つ人は、鼻筋にやや直線的な印象を加えることで、顔全体として洗練された印象にまとまります。
無理に流行の鼻の形に合わせるのではなく、お一人おひとりの骨格や輪郭、目や口とのバランス、そしてその方が持つ雰囲気を大切にしながらデザインを考えることが大切です。当院では、こうした個性を生かした自然な美しさを引き出すために、丁寧なカウンセリングを行っています。
鼻尖形成の症例写真
まとめ
鼻は、たとえ高く鼻筋が通った理想的な形であっても、一人ひとりの顔立ちによっては鼻だけが目立ってしまったり、ちぐはぐな印象を与えてしまったりしかねません。そのため、ナチュラルで上品な印象を与え、顔全体としての美しさを際立たせる、メイク映えしてすっぴんでも美しい「忘れ鼻」を目指しましょう。
デイズビューティークリニックでは、「自分らしさを活かした美しさ」を大切にしています。流行の形をなぞるのではなく、あなたの骨格・雰囲気・横顔のラインに最も自然に調和する“忘れ鼻”を医師が丁寧にデザイン。
目立ち過ぎず、それでいて印象的な美しさを叶える施術で、あなたの魅力を最大限に引き出します。まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。
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