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2025/8/21
  • 二重整形

二重だけどまぶたが厚い原因と理想の目元に近づくための治療法

二重だけどまぶたが厚い原因と理想の目元に近づくための治療法

二重でも目元の形や印象は一人ひとり異なります。そのため、二重でもすっきり見えない、腫れぼったく見えるとお悩みの方もいるでしょう。悩んでいる理由がまぶたの厚みにある場合、原因がわかれば改善できる可能性があります。

当記事では、二重だけどまぶたが厚い原因を6つ紹介します。原因によってはセルフケアによる改善も可能ですが、美容医療を活用するのもおすすめです。美容医療により、理想の目元に近づくための治療法も解説しますので、あわせて参考にしてください。

二重だけどまぶたが厚い原因とは?

二重には目が大きく見える、はっきりした顔立ちに見えるなどのイメージがありますが、実際には二重でもまぶたが厚いために、腫れぼったい目・眠そうな印象などに悩んでいる方は少なくありません。

二重にもかかわらず、まぶたが厚いと感じる原因は人それぞれ異なります。ここでは原因として考えられる6つの症状を紹介します。

原因①まぶたの脂肪が多い

まぶたが厚くなる原因として考えられることの一つが、脂肪の量です。まぶたの脂肪の量はダイエットによって変化することもありますが、見た目を大きく変えるのは難しいでしょう。

まぶた周辺にある脂肪は、主に眼窩脂肪と隔膜前脂肪(ROOF)の2種類があります。目尻にふくらみが見られる場合は眼窩脂肪、まぶた全体が厚い場合は隔膜前脂肪(ROOF)が多いと考えられます。美容医療ではどちらの脂肪の種類も除去することが可能です。

原因②皮膚や筋肉が厚い

まぶたは脂肪のほか、皮膚や筋肉、骨で形成されています。このうち皮膚や筋肉が厚いこともまぶたが腫れぼったく見える原因です。特にまつ毛の生え際から眉毛の下まで、まぶた全体が厚い場合は、皮膚や筋肉に原因があるケースが考えられます。

美容クリニックでは皮膚の厚みを取ったり、眼輪筋と呼ばれる筋肉を切除したりする方法でまぶたの厚みを改善することが可能です。

原因③目の開きが悪い

まぶたを持ち上げる筋肉が弱く、目の開きが悪いことを医学用語で眼窩下垂と呼びます。生まれつきの場合もありますが、ハードコンタクトレンズの長期間の使用などが原因となることもあります。

眼窩下垂が引き起こすのはまぶたが厚く見える、眠そうといった美容上の問題だけではありません。視野が狭くなったり、見えにくいことによって肩こりや頭痛につながったりすることもあります。特に見え方に問題のある重症の眼窩下垂は、眼科などでの治療の対象となることもあります。

原因④蒙古襞が強い 

蒙古襞とは目頭に張り出した皮膚のことです。張り出し具合は人によって異なりますが、大きく発達している状態を「強い」と表現します。アジア人では珍しいことではありません。

蒙古襞が大きく発達していると離れ目になったり目が小さく見えたりする傾向にあるため、見た目にはまぶたが厚くなっているように感じられることがあります。このようなケースでは、目頭切開により離れ目を改善することでまぶたの印象が変わる可能性があります。

原因⑤骨格と二重幅のバランスのズレ

眉骨(びこつ)と呼ばれる眉毛の辺りの出っ張った骨の大きさや位置が原因で、まぶたが厚く見えるケースもあります。眉骨が大きく、前に張り出している場合は目が奥まって見えるため、相対的にまぶたが厚く感じられることが理由です。

厚みがあると感じるのが眉毛の周辺であったり、触れたときに硬さを感じたりする場合が該当します。このケースでは、原因が骨格にあるため改善するのは簡単ではありません。

また、骨格と二重幅のバランスが取れていないと不自然に見えることがあります。二重の形には大きく分けて平行型、末広型、二つを合わせたミックス型の3種類があります。この中で、たとえば奥目の方が二重の幅が広い平行型の二重を持っている場合などに注意が必要です。

原因⑥むくみ体質・生活習慣

体質や生活習慣によってまぶたが厚くなることも考えられます。特に目元の印象が日によって違う、まぶたがすっきりしている日もあるといった場合は、むくみが原因の可能性が高いでしょう。

まぶたのむくみは、体内の血液やリンパの巡りが悪化することで起こります。むくみ体質の方や外食の多い方、運動不足の方は生活習慣を見直すことでまぶたの厚みを解消できるかもしれません。

自分でできるまぶたの厚み解消法はある?

まぶたの厚みはある程度、セルフケアで改善可能です。特にむくみやたるみが原因の場合は、セルフケアの効果を感じやすいでしょう。まぶたの厚みに悩んでいる方や、むくみやたるみを予防したい方は、以下で紹介する方法を試してみてください。

温冷マッサージ

蒸しタオルと冷たい水を使い、まぶたの温めと冷却を繰り返すのが温冷マッサージです。特にまぶたのむくみが気になるときに効果が期待できます。やり方は以下の通りです。

  1. 目を閉じて蒸しタオルをまぶたの上に当て、1~2分程度置く
  2. 冷たい水で目元を洗って冷やす
  3. 1、2の手順を2、3回繰り返す

血行促進と引き締めを繰り返すことでむくみが解消されます。

むくみを防ぐ生活習慣

生活習慣を見直すことでむくみを解消すれば、まぶたがすっきりとして見える可能性があります。むくみを防ぐには以下の点を意識するとよいでしょう。

  • 塩分控えめの食事にする
  • 定期的に運動する
  • お風呂につかる

塩分の摂りすぎは、体が水分を溜め込む原因となります。自炊では薄味を心がけ、外食では野菜中心のメニューを選ぶなどの工夫で、塩分過多になるのを避けましょう。体から塩分を排出する働きのあるカリウムを多く含む食品を摂取するのも効果的です。カリウムはバナナやかぼちゃ、イモ類などに多く含まれています。

また、運動したり、お風呂につかったりして血行をよくすることも大切です。毎日は難しくても、できる範囲で回数を増やすことでむくみ解消の効果が期待できます。

まぶた周りのエクササイズで脂肪も筋肉もケア

脂肪や筋肉が原因でまぶたが厚く見える場合は、エクササイズが有効です。以下で紹介するトレーニング方法は、たるみの解消や予防にも効果が期待できます。

脂肪減に効くホットタオルを用いたトレーニング

ホットタオルを使って血行をよくしてから行うトレーニングです。ホットタオルを準備できないときは、蒸気で目元を温めるアイマスクを使うか、お風呂上りに行うとよいでしょう。

マッサージの手順は以下の通りです。

  1. ホットタオルを目元に置いて温める
  2. 目を大きく開いてから30回まばたきする
  3. 目を強く閉じて5秒待つ
  4. 目を開いて5秒待つ
  5. 1~4を5回繰り返す

1日1回実施するのがおすすめです。

たるみ解消トレーニング①

まぶたのたるみを解消するトレーニングです。以下の手順を1日15回ほど行いましょう。

  1. 目をしっかりと閉じる
  2. 目を閉じたまま眉毛を上げ、5秒待つ
  3. 眉毛を元の位置に戻す

たるみ解消トレーニング②

たるみを解消してまぶたをすっきり見せるトレーニングです。1日に合計15回繰り返すと効果的です。

  1. 目を閉じ、まぶたに力を入れる
  2. 眉を動かさずに目を大きく開き、5秒待つ

眼輪筋トレーニング

眼輪筋とは、まばたきや目を細める動きをする際に使う、目の周囲の筋肉です。眼輪筋のトレーニングは、まぶたのたるみのほか、目の下のふくらみを予防する効果が期待できます。ウインクができる人・できない人向けに2種類のトレーニング方法を紹介します。

【ウインクができる人向けの眼輪筋トレーニング】

  1. 右目・左目を交互に5回ずつウインクする
  2. 両目のウインク5回ずつを1セットとして、1日2~3セット繰り返す

【ウインクができない人向けの眼輪筋トレーニング】

  1. 上を見ながら5回まばたきし、次に下を見ながら5回まばたきする
  2. 左を見ながら5回、右を見ながら5回まばたきする
  3. 1~2の動作を1セットとして、1日2~3セット繰り返す

二重だけどまぶたが厚い時の美容医療での改善方法は?

二重でもまぶたが厚く、目元がすっきり見えないとお悩みの場合は、美容医療を活用するのがおすすめです。まぶたが厚い原因によってはセルフケアによる改善に限界があるためです。

ここでは、美容医療の中でまぶたの厚みの改善に効果的な施術法を3つ紹介します。日帰り可能かつ即効性の高いものが多いことがわかるでしょう。

上まぶた脱脂

上まぶた脱脂とは名前の通り、上まぶたにある余分な脂肪を除去することで腫れっぽさを取る施術です。即効性があることに加えて、切開するのは数ミリ程度と小さいため、傷跡が目立ちにくいことがメリットです。また抜糸が不要なため、一度の通院で施術が終了することもメリットといえます。

上まぶた脱脂では施術後に2日~1週間程度、痛みや腫れが現れることがあります。また内出血が起こることもありますが、メイクで隠せる程度であまり目立ちません。多くの場合、傷跡は約1か月で消えます。

【上まぶたの脂肪取り】について詳細はこちら

眉下切開

眉下切開は眉のすぐ下を切って、たるんだ皮膚を引き上げることで目元をすっきりと見せる施術です。傷跡が眉毛に馴染んで目立ちにくいうえ、まぶた自体には触れないため、自然に見せられるというメリットがあります。

ダウンタイムは約2週間程度です。通常、痛みや腫れは施術後1週間程度以内で消えます。また2週間程度は内出血が見られることがあります。切開した部分は1か月ほど赤くなるものの、徐々に薄くなって目立たなくなるのが一般的です。なお施術から数日後に抜糸が必要になります。

【眉下リフト】について詳細はこちら

眼瞼下垂手術

眼窩下垂手術とは、上まぶたにある筋肉の一つである眼瞼挙筋を強化する手術のことです。眼窩下垂手術にはさまざまな方法があり、美容整形では挙筋を糸で縫い合わせて短くする腱膜短縮法、もしくは保険適用の眼窩下垂の治療法としても用いられる挙筋前転法を実施するクリニックが多いでしょう。

まぶたを切開するため傷跡ができますが、ちょうど二重の幅に隠れるため目を開いているときは目立ちません。ただし、手術後1~2週間程度は腫れや痛み、内出血などが見られることがあります。傷跡が治るには3~6か月ほどかかります。

【眼瞼下垂(眼瞼挙筋前転術)】について詳細はこちら

まとめ

二重でもまぶたの厚みのため、目元がきれいに見えないと悩んでいる方は多いでしょう。まぶたが厚い原因は、脂肪や皮膚・筋肉によるものや骨格、生活習慣など多岐にわたります。むくみやたるみはマッサージやエクササイズのようなセルフケアで改善できますが、眼窩下垂のように医療の力を借りなければ治せないものもあります。

美容医療に挑戦する場合、目元の美しさは顔の印象を大きく左右するため、確かな技術を持つクリニックを選ぶことが大切です。当クリニックでは患者様一人ひとりのまぶたの状態やご希望に応じて最適な施術を提供します。二重だけでまぶたが厚いとお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【上まぶたの脂肪取り】について詳細はこちら

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